説明
言葉通りの意味としては、フランスの首都のパリ市民の女性のことである。
なおフランス人はラテン系の血が濃く、日本人が連想する金髪碧眼のパリジェンヌはパリに多数存在する東欧人モデルが原型の可能性が高い。フランス人像の代表格なシルヴィ・バルタンも東欧人である。
自由で華やかなイメージが先行しがちだが、パリジェンヌという言葉が生まれた19世紀当初は芸術に触れる機会に恵まれていた上流階級の女性のことを指しており、パリに住む全ての女性を意味する言葉ではなかった。また、必ずしもパリ出身の女性という意味だけに限らず「ファッションに精通していて魅力的に立ち振る舞える女性」という意味でも使われる。