パワラリー=パリトン
ぱわらりーぱりとん
「出撃準備完了であります!」
SIS-Ac65n パワラリー=パリトン (グラーヴェフォーム)カラーA
2023年5月発送。 価格3,960円。
几帳面で規律を大切にするシスター。
グラーヴェフォームという優れた走破性を有する無限軌道を装備しておりどこへでも駆けつける。
公式サイトの説明には『皆にルールを守ってもらうため日々奮闘しているが、なかなか言うことを聞いてもらえず困り果てている……』と書かれている。所謂風紀委員的キャラポジション。
重装甲なデザインなので一見すると気付きにくいが、ファル=ファリーナと同じくティアーシャ+追加パーツという構成で、装甲や武器の大部分はアルト(陸戦仕様)等の30ミニッツミッションズ系キットから流用されたパーツの成型色を変更したものになっている。
現状一般販売ではなくプレミアムバンダイでのみ予約購入が可能となっている。また、シスターの中で唯一動物がモチーフではなく、他のシスターの胸元に共通してみられる動物を模したエンブレムの代わりに無機質な装甲板が装着されており、異質な印象を与える(デザイン的にフクロウやミミズクがビックリ顔になってるように見えなくもない)。デザインを担当した海老川兼武氏によればシスターのランクが下であるため(聖闘士に例えるなら雑兵、とのこと)。風紀委員なキャラなのにもかかわららず話を聞いてもらえない理由がこれなのか。
同じく動物モチーフがないスティプラ=ステロイが登場し唯一の下位ランクではなくなった。ユフィアも動物モチーフはないが、下位ランクなのかは不明。ただしBUNBUNデザインであるため、ランクの法則から外れている可能性あり。
上記の通り、ティアーシャボディ(+武装類)+アルト(陸戦仕様)+頭部などの追加パーツ構成となっている。30MMとのコンバートは本商品が初であり、当初から掲げていたコンバートを前提とした仕様が実現した形となった。
拡張性は今までの30MSと比べても高く、手足の拡張リングがネヴァリア以降の仕様(3ミリジョイントと角型ジョイントの2種)となっている。ソール部分は厚底となり足裏に3ミリ軸を設置、それを下に引き出すことで履帯パーツを足に履かせることが可能となった。
前髪がデフォを含め4種、手首が4種+2種(握り手と持ち手が2種ずつ付属)、ランナーの関係上素手素足が付属するなどプレイバリューも高い。ただしミリタリー系武装はアルト付属のバズーカしかない(ティアーシャと同じ形状の剣と盾はあるが)ため、30MMのミリタリー武装を別途購入することをお勧めする。
なお、あまりやる人はいないであろうがダークグレーの素のアルトとミキシングすると商品ラインナップにはないダークグレーのアルト(陸戦仕様)が作れたりする。(アルト用のマスクや脚部が余剰パーツとして付属するため)