パン太(経験値)

ぱんた

パン太とはライトノベル『経験値貯蓄でのんびり傷心旅行』及びそれを原作とするコミカライズ版の登場キャラクターのことである。

「きゅっ　きゅー!!」(カエデによる通訳曰く「ぼくの力を見せてやる!!」)(コミカライズ版)

概要

本編の主人公であるトールが遺跡で発見した卵から孵化した『眷獣』の一種で、メイン画像の通り、雲のように白く丸い体(しかし実は足が四つあり、体毛に隠れている中小さな動く突起がそれである)と碧眼の一つ目が特徴。

記事冒頭にもある通り、言語を話すことはできず「きゅ」「きゅっ」という鳴き声で意思疎通を行うことができる。

人や物を乗せて飛ぶことに特化しており、身体を拡げて大きくすることもできる。

だがその反面自力で敵と戦う能力は皆無であり、トールの所持スキル『使役メガブースト』での強化を受けた状態で体当たりで敵を攻撃するのが精いっぱいである。

漫遊旅団のリーダーを務める戦士。

自分が休眠状態だった卵を孵化させた張本人である為、パン太の主人である。

だが、パン太は好奇心や食欲が旺盛である為、それでトールに迷惑をかけてしまうことも何度かある。

トールに使える奴隷であるビースト族の少女。

温厚で優しい性格の為か、パン太が泣きつく時は決まって彼女である。

トールに使える奴隷のフェアリー族の女性。

お互いに『飛行能力がある』という共通点があるためか、意気投合するのも早かったが、犬猿の仲でもあるためそれがまたトールに迷惑をかける一因となることもある。

自分と同じくアイナークの遺跡で発見した卵から孵化した眷獣。

自分の方が先に生まれたためか、パン太はロー助に先輩風をふかせることもある。

アルマン王国の領地にある街『アイナーク』の領主であるアルマン伯爵の娘である貴族令嬢。

自分が孵化した夜に、アルマン伯爵の屋敷にて彼女に身体を洗ってもらうもトールの元に逃げ出してしまったため、それがマリアンヌがトールに全裸を見られる原因となった。

本編終盤にて漫遊旅団が魔王を討伐する為訪れた魔族が支配する暗黒領域の街『コーゲハイン』を治める侯爵の魔族。実は家の事情で男として振る舞っている男装の麗人であり、パン太に足があることを発見したのも彼女である。