概要
MHRiseにて初登場した環境生物の一種で持続強化生物に属する。
その名の通り、人魂のようにぼんやりと光る鳥である。
よく見ると光っているのは腹部で、そこ以外はハチドリのような細長いクチバシの鳥の姿をしている。
オウムの一種が持っているような長い冠羽を持っており、それと光る腹部が合わさってモチーフの人魂を形作っている。
ゲーム中登場するヒトダマドリには紅ヒトダマドリ・橙ヒトダマドリ・緑ヒトダマドリ・黄ヒトダマドリと特別なクエストのみに出現する虹ヒトダマドリが居る。
効果
それぞれの効果は以下の通り。
- 紅ヒトダマドリ:攻撃力強化
- 橙ヒトダマドリ:防御力強化
- 緑ヒトダマドリ:体力最大値強化
- 黄ヒトダマドリ:スタミナ限界値強化
- 虹ヒトダマドリ:花結(後述)の最大値まで全能力値強化
ヒトダマドリは各フィールドに固定配置されており、近づくと効果を得る事ができる。
また、ソウソウ草の中にも隠れている事があり、武器で攻撃して草を刈ると出てくる事がある。
配置されている場所には法則性があり、一筆書きで回収できるように配置されている場合が多くモンスターが移動した時、追いかけるついでに回収していくと効率的である。
全てのステータスを上限まで強化するとハンターが専用のセリフを発する。
MHR:Sで追加された盟勇達からも専用のセリフを聞く事ができる。
「触れることで花粉を花結に移し効果を得る」というフレーバーの通り、1羽のヒトダマドリから複数人のハンターが恩恵を得ることができる。
ただし一度触れたヒトダマドリはそのハンターから見れば逃げていなくなったように見えるが早い者勝ちということはないので忘れずに触れるようにしよう。
おだんごスキル「おだんご鳥寄せの術」が発動すると、通常の倍の距離からでもヒトダマドリが寄ってくるようになる。
近付いたら勝手に寄ってくる特性により、カメラでできる限りアップで撮ろうと思うと意外と苦戦する。距離の微調整がしにくい仕様とある程度近付いたら撮影できなくなるため大きな写真を撮るのは難しい。
ヒトダマドリから効果を得るとカムラポイントも同時に取得できる。と言っても1羽あたり5ptsなので、稼ぎには全く向かない。
仕様
過去作ではクエスト開始時の状態でモンスターを倒せなかったらもう諦めるしか無かったが、本作ではじっくりとヒトダマドリを集めてから挑めば多少は有利に戦う事ができるようになっている。
逆に、上位以降のクエストは緑ヒトダマドリをある程度集める前提の攻撃力調整が成されており、特に集会所★6クエストから大型モンスターの攻撃力が一目でわかるレベルで跳ね上がるため、苦戦するようであれば一戦交える前に緑ヒトダマドリをある程度集め、体力を強化しておきたい所。
今までの作品では体力とスタミナの最大値を上昇させる物といえば食事か秘薬だったが秘薬を持たずにクエストに行ってしまうと一度力尽きた後は体力とスタミナ上限が下がったままになってしまい、また力尽きる危険性が跳ね上がるという問題点があった。
MHWの時点で体力上限に関連するシステムは変更されていたが、本作ではその流れを汲んで更に変更を加え、
食事で上昇したステータスとヒトダマドリで上昇したステータスは力尽きても下がらないようになっている。
一方でVer.2.0で追加されたオオナズチは一部の攻撃でヒトダマドリの花粉を盗み、上昇したステータスを下げつつ自身を強化するという厄介な能力を持っている。
大ダウンさせれば盗まれた花粉と一緒に能力値上昇も元に戻るので、狙っていこう。
また、上限を超えて集めていた場合花粉を盗まれるとオオナズチの強化こそ発生するが、ハンターのステータスが弱体化することはないので念のため備えておくのも有効。
なお、流石に虹ヒトダマドリの花粉は盗めない様子。盗んでたら色々やばかった