概要
CV:玉川砂記子
ヒナクとは、『火の鳥 黎明編』のキャラクター。
クマソ国に住む猟師ウラジの妻。黎明編の主人公であるナギの姉。
病に倒れていたが、妻のため火の鳥を狩ろうとして失敗したウラジが死んだ後、自身を治療してくれた異国の医師グズリと結婚した。
火の鳥の独占を狙って侵攻してきたヒミコの軍勢により部落が皆殺しにあう中、グズリと共に「火の山」へと逃亡して彼の子を産む。その後、噴火に巻き込まれ、断崖絶壁に囲まれた大穴に家族で閉じ込められてしまい、精神も患うなど、過酷な生涯をおくることになる。しかし、ナギはじめ多くの登場人物が亡くなっている数十年後も老いながらも健在であった。最期は息子のタケルが絶壁を登り切って大穴からの脱出に成功したところで黎明編は終わる。
ヤマト編で登場した老いたタケルの語りによれば、その後、大穴から両親や弟妹達を、助け出したらしく、ヒナクやグズリは外の世界に出て生涯を終えることが出来たようである。