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ビリー・チャップマン

びりいちゃっぷまん

ビリー・チャップマン(Billy Chapman)とは、1984年に公開され物議を醸し次々と上映禁止になった、アメリカのスラッシャー映画「悪魔のサンタクロース 惨殺の斧(Silent Night,Deadly Night)」の主人公兼スラッシャーである。
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プロフィール

正式名ウィリアム・チャップマン
性別男性
誕生年1966年
出身地アメリカ合衆国ユタ州
人種白人
瞳の色
髪の色薄茶
職業アイラズトイの店員
親族リッキー・チャップマン(弟)、ジム・チャップマン(父)、エリー・チャップマン(母)、チャップマン氏(祖父)


演者

・ジョナサン・ベスト(5歳のビリー)
・ダニー・ワグナー(8歳のビリー)
・ロバート・ブライアン・ウィルソン(18歳のビリー)


経歴

1971年12月24日クリスマスイブ、当時五歳だったビリーはサンタクロースを信じる普通の子供であった。
しかし、精神病を患った祖父から「サンタクロースは悪い子に罰を与える」という話を吹き込まれ、純真だったビリーはその話を信じサンタが怖くなってしまう。更にその夜、追い討ちをかけるようにサンタ姿の殺人鬼「キラーサンタ」に両親を殺されてしまう悲劇が起きてしまう。

この日のトラウマにより、ビリーは「サンタクロース恐怖症(実在する恐怖症)」になってしまう。

後に「聖メアリー孤児院」に弟リッキーと共に引き取られる。
普段は「良い子」と評価されていたが、クリスマスが近付くと精神が不安定になり、奇行に走ったり悪夢にうなされたりと、トラウマに苦しめられる。
本来は彼のような子供には心のケアが必要であり、それも孤児院が担う役割の1つであるはずである。
しかし、そこの院長である修導女マザー・スペリアは神聖な存在であるサンタクロースを恐怖するビリーが気に入らないのか過剰に厳しく接し、悪夢にうなされるビリーをベッドに縛り付けたりサンタ姿の神父の膝にビリーを無理矢理座らせたりと、「サンタクロース恐怖症」のビリーに対して非道の限りを尽くす。
更にスペリアは「性行為は罪」「罪を罰するのは善」という自らの思想を、体罰と共にビリーに植え付ける洗脳教育をおこなう。

これらスペリアの仕打ちにより、スペリアの存在はビリーのもう1つのトラウマになってしまった。

1984年。18歳になったビリーは、孤児院内で唯一の味方になってくれた修導女シスター・マーガレットによる斡旋で、おもちゃ屋「アイラズトイ」に就職する。
悲惨な過去にも関わらず奇跡的に好青年に成長していたビリーは職場の同僚とも直ぐに打ち解け、陽気ながらも真面目な勤務態度を評価され、店長アイラ・シムズからも信頼を寄せられていた。

しかし、未だにサンタクロース恐怖症は克服できていなかったため、クリスマスが近付くと精神が不安定になってしまい、事情を知らない上司アンディとの仲も険悪になってしまう。
また、同じく同僚のパメラに対して密かに恋心を抱いていたが、「パメラとセックスする」という健全な男子ならば珍しくもない妄想すら「キラーサンタによる両親殺害」、「マザー・スペリアによる虐待」という二つのトラウマによって悪夢と化してしまうほど、心の傷は大きくなっていた。

そして、12月24日クリスマスイブ。サンタの扮装を担当していた店員が怪我で欠勤してしまったため、店長アイラはビリーに代役を頼む
サンタクロース恐怖症のビリーにとって、この世で一番やりたくない仕事であるはずであったが、店長の期待や信頼を裏切りたくなかったのか、ビリーは承諾してしまう。
忌まわしきサンタクロースの扮装をしたビリーは疲労困憊になりながらも業務をこなし、なんとか終業時間まで耐え抜く。

しかし、閉店後の打ち上げで店長に酒を飲まされたことで精神が更に不安定になり、その後、倉庫でアンディがパメラに無理矢理迫る場面に遭遇したことでキラーサンタが母エリーを襲った場面がフラッシュバックし、遂に発狂。怒りに任せてアンディを殺害してしまう。正気を失ってしまったビリーは更に、「サンタクロースは悪い子に罰を与える」という祖父の話、「性行為は罪であり、罪を罰するのは善」というスペリアに植え付けられた思想が歪に繋がり、「罪を罰するサンタクロース」になりきってパメラまで殺害。

こうして、普通の子供だったビリーは「悪魔のサンタクロース」と化してしまった。

店長アイラと、副店長ランドール夫人も「未成年である自分に酒を飲ませた罪」への罰として殺害すると、消防斧として置いてあった両刃の伐採斧を手に、スペリアに復讐するために孤児院を目指す。
道中では民家に押し入りセックスしようとしていたデニース、トミーという若いカップルや、ソリを強奪して雪山で遊んでいたボブという青年を「罪を犯した」として惨殺する。

翌日。孤児院に辿り着くと、サンタ姿のオブライエン神父をビリーと誤認して射殺してしまったことへの「罰」としてバーンズ巡査を不意討ちで殺害。

遂に孤児院内に侵入しスペリアと対峙する。スペリアは「サンタクロースはいないのよ!」と、子供の頃のビリーに一番必要だった言葉を今さら発するが、通用するはずもなく、殺されそうになるが、寸前でマーガレットと同行していたリチャーズ警部に背中を二回撃ち抜かれ、倒れる。「もう大丈夫、サンタクロースは死んだ。」と子供達に優しく言うと、安らかな表情でマーガレットに看取られながら死亡した。享年18。

人物

他のスラッシャー映画の殺人鬼であるマイケル・マイヤーズババ・ソーヤのようなサイコパスと違い、元々は普通の子供だった。
また、見た目も中肉中背である。

しかし、18歳時にはトラウマ克服のために鍛えたのか高身長・筋肉質な肉体となっており、さらに顔立ちもハンサムである。
性格も陽気かつ真面目という、職場には必要不可欠な人材であり、クリスマスシーズン以前はアンディとの仲も良かった。

しかし、サンタクロース恐怖症を患っているため、クリスマスシーズンになると精神が不安定になってしまう。

見た目通り力持ちであり、力仕事を難なくこなすほか、殺人鬼に変貌してからは体格が自分と大差ない相手を片手で絞め殺したり、勢いよく放り投げて窓ガラスをぶち破り何メートルも吹っ飛ばすほどの大型肉食獣並の怪力を披露した。また、耐久力も超人的で屈強な男が放った金的蹴りを食らっても大して怯まず、逆に相手をダブルハンマーでダウンさせた。

殺人鬼として

サンタクロースの扮装をしたことや、祖父から吹き込まれた話、スペリアによる洗脳等により、「罪を罰するサンタクロース」になりきり、「罪を犯した」と判断した相手を殺す。
スペリアにより「性行為は罪」と洗脳されたため、自宅でセックスしようとしていた一般人でさえ「罰」を与える対象にしてしまう。
この設定は「セックスしたキャラクターは死ぬ」というスラッシャー映画のお約束に対し、非常に強い説得力を与えている。

ただし、それ以外にも「未成年に酒を飲ませた大人」、「ソリを強奪した若者」、「誤って無実の者を射殺した警官」等の、普遍的な罪人も「罰」として殺害している。

また、「良い子」を自称する少女は殺さずにプレゼントを渡す等、本当に自分をサンタクロースと思い込んでいることを示唆する描写もある。

スペリアへの復讐を最終目標としていたことから、彼女への恨みは非常に強いことが伺える。

殺人には両刃の伐採用斧のほか、クリスマスツリーの電飾やネイルハンマー、アーチェリー、鹿の頭の剥製、火掻き棒、素手も凶器として用いた。

関連イラスト

残念ながら一枚もない。
誰か…描いてくれ…

関連タグ

サンタクロース クリスマス ホラー映画
スラッシャー映画 サタンクロース

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