CV:高野麻里佳(アズールレーンクロスウェーブ)
そんな素晴らしい力を持っていながら、あなたたちは……。戦争がしたくないのかなーッ?! あッたま来るんだけど!!
概要
『アズールレーン』で2018年2月に開催されたイベント「凛冽なりし冬の王冠」のノーマルB-3/ハードD-3が初登場。その後、5月末開催のイベント「墨染まりし鋼の桜」でもB-2/D-2のボスとして再登場している。
名前の“purifier”は「浄化する者」の意。日常的な使い方では「清浄器」であり、セイレーンの「実験」において何らかの異常に対する切り札のような役割があるものと思われる。かなりサイコパスじみた狂気的な人物であり、テスターやオブサーバーの指示によって行動する。狂気的な側面に隠れているがかなりのキレ者であり、他セイレーンと比べて三枚目チックな扱いをされているが仕事はきちんとこなしているあたり油断できない相手である。
艦種は「戦艦」。艤装と本体が独立しており、本体は綾波を思わせるような機械耳のような髪留めを使ったロングポニテの少女。瞳は発光器官かと思う程の鮮やかな黄土色。艤装のデザインモチーフは頭部の特徴的な形状、サメサメとした見た目からシュモクザメと思われる。腹鰭にあたる部分に大型の砲塔が搭載されている。この大型砲塔の一部には光学兵器が搭載されており、これが後述する「強さ」を形成している。それとは別にまるでコバンザメのように近くに小型ビットが一基存在する。戦闘時はサメ艤装に跨って乗る。顔に影がかかってないのも相まってSDキャラだけ見るとまるでビーチでバナナボートを楽しむ女の子っぽく見えてキュートだが、彼女が楽しむのは戦場での容赦のない破壊と殺戮である。
2018年の年末に設定画が公開され、その髪の長さはポニーテールにした上で身長よりも長いという衝撃の長さが明かされた。髪を下ろしたらどこまで長いのだろうか。
登場イベント
凛冽なりし冬の王冠
イベント後半で登場。きっと訪れるであろう「コードG」という規格外の出現に対し、アズールレーン陣営を利用した柔軟な行動によって「コードG」の行動を妨害し、異常事態に対する清浄化に成功しているという、その名に恥じない活躍を見せた。本イベントで撃沈するも、「ボディ」の再生によって復活している事から、セイレーンは代替の効く存在である事が示されている。
尚、彼女が装備していた光学兵器は轟沈後に明石と夕張によって回収・修復されており、後にある実験に用いられることになる。
墨染まりし鋼の桜
こちらでは最終マップのみの登場となる。今回は単純な襲撃や『予想外』からの軌道修正ではなく、メッセンジャーとして接触してきている。
アズールレーン側の重桜陣営による説得(物理)によって長門の封印が解けた後に彼女たちの前に登場。意味ありげな言葉を告げて戦闘に入るが、戦闘後は「重桜(長門が封印されていた、国名と同じ名前の巨大な桜の木)を見に来るついででしかなかったのに…」とまたしても貧乏くじを引いてしまったことに対する断末魔を残し爆発。
本イベントは長門に関わるシーンが非常に重い描写であった反動か、どこかギャグチックな役回りだった。
強さ
テスターと違い随伴艦をポコポコ出した波状攻撃を仕掛ける。彼女からの無茶苦茶な弾幕こそないが、スマッシャーやコンダクターが用いた巨大砲撃の連射や連続5連魚雷などのデカい攻撃を面白いほどにぶつけてくる。そして彼女の最大の武器は「光学兵器」。すなわちレーザーキャノンである。
一定時間が経つと突如彼女の眼前の波が逆立ち、赤く太いレールが表示される。そのレールに沿う様に極太のレーザーがピュリファイアー(艤装)の口から発射される。空母の攻撃による弾消しが通用せず、触れると多段ヒットでモリモリと前衛の体力が削られる。また、それとは別に戦闘時に彼女の右下に鬼マークと円型のゲージが表示される時がある。これがマックスになると口どころか全砲門からレーザーが発射されてしまい、画面のほとんどがピュリファイアーのレーザーで埋まるという大惨事に。
レーザー攻撃はノーマルだと見た目ほどの威力は無いが、ハードだと即死級のダメージを受けることもある。なるべく強大な攻撃をぶつけてゲージブレイクさせ、最悪の事態だけは回避しなければならない。ゲージブレイクに成功するとピュリファイアーと鬼アイコンの眼が(X_X)みたいな顔になり、ちょっと可愛い。
しかし、「墨染まりし~」ではその弱点が一転。難易度ノーマルでは前イベントと異なりチャージ攻撃は使ってこなくなったが、3Wayレーザー自体は普通に使ってくるように。また単装レーザーもそれとは別に使ってくるので弾幕面ではレーザーの阻止が出来なくなったために若干強化されている。その分火力はハード海域でも控えめであり、少し当たってしまうくらいであれば、それなりの耐久を持っていれば駆逐艦でも問題ないレベルになっている。
完全無欠のSFウェポンなピュリファイアーに見えるが、その一方でテスター以上のサイズを誇り、戦闘時のSDキャラの高さは画面の半分ぐらいある。そのため自機狙いが非常にあたりやすく、鉄血製の磁気魚雷や重桜製の艦攻の一転集中攻撃が非常に当たりやすいという大的であるため、火力さえ整っていれば下手をするとテスターよりもアッサリ削り切ることができるかもしれない。
アニメ
「前夜祭だよ!盛り上げていこうか!」
アニメ版には第1話冒頭のプロローグに登場し、第7話ではエンタープライズが見た幻影の中に登場。
そして第10話で本格的に登場。単独でアズールレーン基地を襲撃し、黒いメンタルキューブを強奪。ノーザンプトンらを蹴散らしつつ、追撃してきたベルファストらに量産型艦隊を差し向ける。そして出撃したエンタープライズと交戦する。
第11話では撤退し、味方と合流し黒いメンタルキューブをオロチへ明け渡した。
最終話ではオロチから発射されたミサイルを破壊しようとするエンタープライズとの戦いに敗北し大破するが首だけになっても平気で生きているという生命力の強さを見せた。
最終決戦後はオブザーバーと合流するが図星を突いてオブザーバーの触手にブンブン振り回されてしまう。
関連タグ
超兵器(鋼鉄の咆哮)…第二次世界大戦をモチーフとした作品に出てくる、異世界からやってきたレーザー兵器繋がり。