CV:高木渉(日本語版)/イアン・ジェームズ・コレット(英語版)
概要
ナイトシティで傭兵稼業をしているエッジランナーの一人。
誰にでも無遠慮に下ネタを連発するほか、デイヴィッドにインストールされら試作型軍用サンデヴィスタンを回収するために解体を提案するような神経の持ち主。
レベッカの兄。
兄妹揃ってというか、コミカルなキャラクターである。
性格
デイヴィッドをからかったり、ルーシーに絡んだりと、登場時の印象は最悪。
しかし、デイヴィッドが仲間となってすぐに彼を連れ立って一緒にバーやブレインダンス・クラブに遊びに行くなど、男仲間とはうまくやる面倒見のよさがあり、劇中ではダイジェストシーンで描かれたのみだったが、デイヴィッドにとっては良い兄貴分になっていた模様。
前述の無神経さや下品さも、常に笑って気持ちよく生きるという彼のナイトシティでの生き方を示したものでもある。
また、手のインプラントの換装に強いこだわりを持っており、特別仕様のものは小口径火器の弾丸を受けても傷が残らないほどのハイグレード。
戦闘能力
乱戦の最中に窓から大量の閃光手榴弾を投げ込むなど、長い手にふさわしいトリッキーな奇襲を得意とする。
ハードウェアのスペシャリストであり、サイボーグを自動車のように改造・修復ができるテッキー。しかし、劇中ではリパードクがいるためか、その描写は少ない。
オートマチックのハンドガンを携帯している。
人間関係
ファルコやドリオと仲が良く、バーに行ったり下ネタを言い合ったりする仲。
妹のレベッカとはデイヴィッドから届けられたパーツ代を支払わせようとしブチギレられており、表だって仲が良いわけではない。
しかし、レベッカの挙動はピラルの真似をしているところもあり、後述のことからも兄妹間には強い絆があるといえる。
第4話での出来事
第4話にて通り道のコンテナの上で長すぎる小便をしていた浮浪者に近づき文句を垂れていたが、彼が性器に良いインプラントを装着していることを見抜き「すげぇチンプラントだなぁ!」と褒める。直後、メインがその様子から浮浪者がサイバーサイコである危険に気付いたものの一足遅く、「コキまくれんだろ!」といつもの下ネタが始まったところで上顎から頭をプロジェクタイルランチャー(腕部に内蔵する仕込みグレネードランチャー)で木端微塵に吹き飛ばされて死亡するという、コミカルで凄惨な最期を迎えた。
その後、彼の死をきっかけにデイヴィッドたちの命運は流転し、レベッカはピラルに似た大規模なサイバーウェア化を施すようになる。