プロフィール
概要
元々は小説『暴牛の書』に登場したキャラクターであったが、魔女の森編にて原作漫画にも登場する。
人物
かつてはダイヤモンド王国の参謀で、軍の指揮官を務めており、教官として多くの魔法戦士たちを教育していた。
しかし、後に王国のあまりにも残忍非道過ぎるやり方に反発し、婚約者のドミナと共にクローバー王国へ亡命する。
その後も王国の暗殺部隊に追われるが、潜伏先で主人公のアスタと出会い、後に彼を通じて黒の暴牛の面々とも巡り会うこととなり、彼らや自身を逃がすために暗殺部隊に加わっていた教え子であるマリエラの協力で、無事にドミナと再会を果たし3人でクローバー王国で暮らすこととなる。
基本的に温厚かつ気さくな性格で、戦闘では状況に応じた戦法・戦術を駆使して効率よく敵軍を打ち倒していく冷静沈着で知的な戦略家としての側面も見せるが、私生活では飄々とした掴み所がない振る舞いで接し、何故かよく衣服がはだけていつの間にか全裸になっていることが多々あり、アスタと初めてあった時も全裸で猪に追われていた。
魔法
魔法の属性はアスタの親友・ライバルであるユノと同じく『風』。しかし彼とは使い方が異なり、実物の武器に魔法を纏わせて使用するスタイルを取っており、主に剣を使って戦う作中では数少ないヤミと同様の『魔法剣士』である。
そのため剣術にも心得があり、魔導戦士の教育係だった頃は彼らに剣術を教えていた。後にクローバー王国に潜伏していた際に出会ったアスタにも剣術を指南しており、そのため彼はアスタを「自分の最後の弟子」としている。
得意とするのは剣をはじめ棒状の物に渦巻く風を大剣の形に纏わせる「斬風皇(カザキリノスメラギ)」。本人曰く通称「ザッキーさん」とのこと。
風魔法
創成魔法
- 斬風皇・凩(カザキリノスメラギ・こがらし)
剣に纏わせた渦状の風を敵に向けて無数にして撃ち出す魔法。
- 斬風皇・嶺渡(カザキリノスメラギ・みわたし)
大きな波状の風を撃ち出して相手にぶつける魔法。
- 斬風皇・疾風(カザキリノスメラギ・はやて)
剣を突き立てた相手に無数の針状の風を高速で撃ち込む魔法。
拘束魔法
- 斬風皇・颶(カザキリノスメラギ・つむじかぜ)
小さな竜巻を作り出し相手の手足を拘束して動きを封じる魔法。