概要
1923年設立。本社はヘルシンキから北へ15㎞のヴァンターという町に置かれている。
ハンブルクやフィレンツェなど、ある程度の人口規模がありながらアジア地域への直行便が就航しにくい都市へのヘルシンキ国際空港を利用した乗り継ぎの需要を取り込んでいる。ヘルシンキはその位置から、アジア地域からヨーロッパ各都市への乗り継ぎには便利なのである。
ビジネスクラスではフィンランドを代表するブランド「イッタラ」、「マリメッコ」、「アラビア」の食器が使われている。
イメージキャラクターとして機体にフィンランド発祥であるサンタクロースやムーミンの塗装をしたことがある。
1963年以来事故を起こしておらず、世界で最も安全な航空会社のひとつである。
日本との関わり合い
日本へは1983年4月の成田線開設を機に乗り入れを果たしたのだが、実はこの日本進出は、創立60周年記念プロジェクトとして行われたものであった。
現在は成田のほか関西や羽田にも乗り入れているほか、中部ばかりか福岡(夏季ダイヤ限定)や新千歳にも定期便を就航させていた事がある。なお、中部線については2024年5月末からの再開を予定しているほか、福岡線と新千歳線についても「いつになるかはわからないけど出来れば再開したい」としている。