CV:甲斐田ゆき
人物像
ヴァース帝国火星騎士の1人にして、クルーテオやザーツバルムらと同じく巨大航宙艦「揚陸城」の主として認められたら37家門の一角。
六臂のカタフラクト「ヘラス」に搭乗する伯爵であり、その地位を誇示するかのように自らを「わらわ」と称している。
他の火星騎士の例に違わず高圧的な性格の持ち主であり、地球に住む人間を下等種と見下す。
また、乗機たるヘラスの武装であるロケットパンチに関して強い拘りを持ち、腕部にそれぞれソロモン72柱に於ける伯爵位に相当する悪魔達の名前を付け愛でる一面も窺わせる。
種子島を自らの領土として界塚伊奈帆らの乗る強襲揚陸艦「わだつみ」を襲撃し、ヘラスの能力を以ってこれを撃沈寸前まで追い込むも伊奈帆に機体の特性を見抜かれ、また「わだつみ」(及びそれに同乗していたアセイラム・ヴァース・アリューシア)を捜索していたスレイン・トロイヤードの加勢も手伝い、ヘラス唯一の武装である腕部ユニットを全て破壊される。
それでも切り札としてヘラス自身を拳に変えて突撃するも、種子島地下ドックに秘匿されていた飛行戦艦「デューカリオン」の体当たりにより機体は撃墜され、続くライエ・アリアーシュの狙撃を受け機体共々爆散し、戦死した。
なお、この戦争に於いて、揚陸城の主としては初の敗北者にして戦死者となった。
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