フランス国鉄

ふらんすこくてつ

フランス国鉄は、フランス国内で鉄道を運行する公共団体。1982年までは国営の鉄道会社であった。

概要

略称SNCF。SNCF(※)とはフランス語でSociété Nationale des Chemins de fer Français(フランス国有鉄道)と言う意味である。基本的にフランス全土の鉄道の管理運営を行っている。

ただし現在は、EUによる鉄道のオープンアクセス規定により上下分離が行われており、線路などのインフラ整備はフランス鉄道線路事業公社(RFF)が行い、フランス国鉄は列車の運行がメインとなっている。

※フランス語読みに準拠すれば「エスエンセーエフ」となろう。

代表的な列車

フランス国鉄の代表的な列車と言えば欠かせない存在になっているのが、やはり高速鉄道のTGVだろう。このほかにもタリスやユーロスターといった高速列車が運行されている。

他には、フランスとスペインを結ぶ豪華寝台列車「エリプソス」や、特急に相当する「アンタルシテ(インターシティ)」が運行されている。

さらに、パリ近郊では「トランジリアン」や「RER(エルウーエル)」と言った列車が運行される。トランジリアンとRERは、言ってみれば「フランス国電」と言った感じのもの。

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パリ北駅（フランス最大のターミナル駅）