戦艦フランドル、指揮官様の望むがままに。
フランドルは指揮官様の艦船、指揮官様の配下、指揮官様の下僕(しもべ)。
フランドルにご命令を
プロフィール
レアリティ | PR※ |
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所属 | レッドアクシズ・ヴィシア聖座 |
艦種 | 戦艦 |
艦級 | 架空存在・アルザス級3番艦 |
イラストレーター | NAMYO |
CV | 守屋亨香 |
入手手段 | 開発ドック;特別計画艦(第6期) |
自己紹介 | アルザス級戦艦? フランドルの艦船としての本源…ですか? よく理解できません……艦船の体も、この体に秘めたる力も、フランドルの聖務を果たすためのものに過ぎません。指揮官様はフランドルを唯一従えられる存在ですから、指揮官様の望むフランドルに、フランドルがなるだけです。 |
公式紹介文 | ヴィシア所属の特別計画艦、指揮官を拝する幼き使徒(アポストル)。あなたを讃え、あなたに尽くし、命を捧げることも厭わない。「遊ぶ」ことすら聖務と捉えてしまう一方、心の奥底にはすでに別の感情も… |
※SSR相当。
『愚者の天秤』にてストーリーに参戦。クレマンソーの命でマルコ・ポーロの元に派遣されており、ヴィシア艦隊への増援としてクレマンソーに送り返される。
だがクレマンソーは最初からマルコ・ポーロを止める気であり、ヴィシア艦隊をフランドルと合流させマルコ・ポーロを唆したトレント(META)の捕縛を命じた。
マルコ・ポーロ曰く『信仰の心象を最大限に発揮できる切り札』であり、アイリスの秘跡と同じ力を持つようだ。KAN-SENとしても非常に強力なようで両者共に強敵への切り札として扱っていた。
クレマンソーに近しいケルサンとも面識はなかったようで、表立って戦うことはなかった模様。始めてのアイリスの仲間との共闘に何を思ったのだろうか。
性能
スロット配分は戦艦主砲3/軽巡・駆逐副砲3/対空砲1。
性格としてはリシュリュー級によく似た開幕砲撃での速攻型だが、最大のセールスポイントは主砲砲座3であること。これにより開幕での投射火力が大幅に向上しており、オートでも手動時のリシュリューと同等の火力を叩き出す。
砲座3は最大強化が必要だが、開幕砲撃自体は強化レベル5と早期から可能なため、レベルさえ足りれば戦力として組み込める。
スキル
- 聖徒指令「輝装急襲」(攻撃)
1 | 戦闘中20秒毎に、特殊弾幕Lv.1-10を展開する(威力はスキルレベルによる) |
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2 | 戦闘中自身が2回目の主砲攻撃を行う際、自身の耐久が上限の60%を上回っている場合、攻撃時にランダムな敵1体を照準(人型の敵を優先する)し、自身のその敵に与えるダメージが4.5%(最大12.0%)アップ。照準はフランドルの耐久が上限の60%を下回った場合に解除される |
一つ目は定時弾幕。暗流域の手前から同心円状に広がる平射弾を2waveに分けて放つ。
二つ目は単体でのダメージバフ。効果はなかなか良いが、耐久値が低下すると外れる点や2回目の砲撃「だけ」でしかつかないため通常戦では不向きな点が少し惜しい。どちらかと言えばセイレーン作戦のボス戦やMETA戦で輝くか。
- 聖徒指令「翼装光臨」(防御)
1 | 自身の回避が5.0%(最大15.0%)・火力が5.0%(最大20.0%)アップ |
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2 | 戦闘中、自身がダメージを受け耐久が上限の50%を下回った場合に一度だけ発動。5秒間自身の耐久が上限の3%回復し、その後自身の副砲の照準範囲と射程が95になり、副砲補正が30%アップ |
一つ目は恒常での回避・火力アップ。主砲補正がやや低い点をカバーできるのは嬉しい。
二つ目はガスコーニュの「感情抑制モジュール」に近い効果。正確には「5秒毎に3%ずつ、合計15%回復」であり、発動回数が1回になった代わりに効果量がほぼ倍増している。
副砲強化は強力だが、回復効果とフランドル自身の速攻性能により能動発動を狙うのは難しい。保険程度で考えておこう。
- 対セイレーン特化改修
自身のセイレーンへのダメージが5%(10%/15%)アップ |
いつもの。
史実解説
モチーフになったのは、フランス海軍が計画したアルザス級戦艦3番艦<フランドル>(Flandre)。
艦名はヨーロッパのフランドル地方にちなむ。フランドルはベルギー西部を中心とし、オランダ南西部、フランス北東部にまたがる地域の名称で、11世紀ごろから続く毛織物業が盛ん。英語では「フランダース」ともいい、有名な『フランダースの犬』はこの地方が舞台である。
『World of Warships』ではTier8のプレミアム艦艇(使うには課金が必要)として登場。
Tier9の技術ツリー艦として登場している<アルザス>をTier8相当にデチューンしたような性能で、同格戦艦ではトップクラスの耐久値と快速を誇る。また主砲は380mmのままだが、<アルザス>の4連装3基12門から3連装3門9基に減らされている。
フランス戦艦の傾向として「素のスペックはそこそこで消耗品が豊富」とされるが、フランドルは逆に「消耗品がイマイチだが素のスペックが優秀」という味付けになっている。
主砲が変更されている理由はゲーム的な都合もあるが、アルザス級戦艦の設計過程で主砲配置についていくつかの案があったためである。
<フランドル>はそのうちの第1案である「380mm3連装砲×3基(前2後1)」を採用している一方、アルザスはリシュリュー級やガスコーニュ級に近い「380mm4連装砲×3基(前2後1)」としており、のちにアルザスがアズールレーンに実装された際もこの違いは立ち絵にきちんと反映されている。
関連タグ
アルザス:同型艦。
リシュリュー・ガスコーニュ・シャンパーニュ:『WoWs』でのTier8仲間。