概要
ブッチ・キャシディとは、19世紀のアウトロー「ロバート・ルロイ・パーカー」が自ら名乗った別称。
酪農場で働きながら泥棒のマイク・キャシディの指導を受け、その後ブッチャー(屠殺業)として働いている最中に「Butch(ブッチ)」というあだ名を付けられ、尊敬していたマイクの苗字を拝借して「ブッチ・キャシディ」と名乗った。
1896年に列車や銀行への強盗行為を生業とした強盗団「ワイルドバンチ」を結成。
不殺の強盗団であることを主張しており、キャシディ自身も一度も人を殺したことがないことを自慢していたようだが、実際は血の気の多い仲間が多数の人間を殺害してしまっている。
仲間が次々に捕まるか射殺されていく中でキャシディはサンダンス・キッドと共に逃亡生活を続けるが、最後はボリビアで騎兵部隊と銃撃戦の末に生死不明となった。