概要
本編シナリオクリア後に様々な厳しい条件を経て到達できるエリア。
闇に呑まれた者が行き着く場所とも言われるエリア。
前作の神々しい感じとは真逆で背景から道までがウラインターネット以上に禍々しく、足元の暗い緑色は闇そのものを象徴したような色合いが不気味な電脳世界である。
過去作のWWWエリア、シークレットエリアと違いブラックアース内からのプラグアウトは可能。
イベント
2に入る為には登場ナビ全員分の計14枚が必要になる。SPやDSの必要は無く、通常のナビチップでOK。
2に入ると進行ルート上に鏡があり、調べるとそのバージョン毎でソウルユニゾン可能なナビのダークソウル(DSナビ)と戦うことになる。このDSナビ、ナビカス効果だけで無くチップもバンバン使う為ジゴクホッケーに頼りきりの場合非常に手強い相手となりやすい。
さらに奥に進むとひときわ大きな鏡「真実の鏡」があり、それを調べると鏡の問いが始まり、鏡の力により、デューオが呼び出した物より凶暴な「ロックマンDS」が現れ戦闘になる。
この「ロックマンDS」に勝利すると、通常では回復不能なまでに悪状態になってしまったロックマンの善悪値を回復できるカスタムパーツである「ソウルクリーナー」が手に入る。十字架を模した様な形をしており、今までダークチップを多用してきたプレイヤーには正に最後の希望であり、長い懺悔の始まりとなる。
十字架と言い、コラボの吸血鬼といい、本作は聖書に因んだイベントや要素が多い。
これを組み込み、バトルしていけば闇に染まり真っ黒のロックマンが輝きを取り戻し、青白く光る善状態に戻すことができる。これは今までダークチップに汚染された者が「真実の鏡」で自分と向き合い、悪の心を克服した者への救済とも考えられる。
同時にダークチップの力を祓うにはここまで来る力と覚悟が必要である、という戒めにも見える。そしてソウルはクリーンになってもダークチップに依存しボロボロになったHPは戻る事はない。
プラグアウトすると再び鏡は光を取り戻し、何度でも心の闇と闘う事が可能。
ちなみに善状態でダークソウルを倒すと鏡の横に謎の人型の光が現れロックマンに微笑みと真の力を解放させてくれるナビカスを授けてくれる。
出現する敵
出現する敵も今までで最強クラスのものばかり。最高ランクのウイルスEXが大量発生している。
さらに「ナビシャドー」「ナビブラック」と言われるナビもエンカウントする。
外見はそれぞれ真っ黒なノーマルナビとヒールナビなのだが、これらにはソード系チップしかダメージを与えられない。
彼らも恐らくダークチップの魅力に引き込まれ、闇に呑まれてしまったナビの末路なのだろう・・・。
入場条件
他のシリーズの隠しエリアに比べると入る条件がやたらとハード。
まず3週以上してソウルユニゾン6種をコンプリートしてウラインターネット4の扉を開け、その先のウラインターネット5の奥にあるスタンダードチップコンプリートの扉を開いてフォルテを倒し、その後に五大暗黒チップを入手しなければならない。
特にこの5大暗黒チップが鬼門。
フォルテ撃破後のウラインターネット5に現れた番人ナビから試練として10連戦を3回勝ち抜いて3枚(ムラマサブレード、ブラックウイング、ポイズンアヌビス)。
3周目からウラインターネット6に出現するエレンプラEXを高ランクで倒して1枚(エレメントダーク)。
最後の1枚はランダムエンカウントするレーザーマンSPかシェードマンSP戦で確定登場するミステリーデータから入手してコンプリートとなる。(バグチャージorカースオブバグ)
レーザーマンは自らデータを壊しに来ないが、シェードマンは壊しに来る。どちらにせよ右上のミステリーデータを気にしながら闘う為戦術が非常に狭まる(ブーメランやバンブーランスが使えない)為非常に厳しい。
他の作品ではだいたいシナリオクリア+スタンダードチップ一定数収集で隠しエリアに行けるためブラックアースは辿り着くだけでかなり時間がかかる。幸いブラックアースの中でのイベントは特別複雑ではなく戦闘ばかりなのがせめてもの救いか。
その他の情報
前作の超重要ファクターであるバグピーストレーダーはブラックアース2に設置されている。今作はバグのかけらの量産が難しく、気軽に使える物では無くなった。(そもそもブラックアース2に入れる時点で欲しいチップ自体少ないのだが...)
マップ上のミステリーデータはナビチップDSがほとんど。まさかのメガクラスチップがポンポン手に入って驚いた人も多いだろう。(ナビチップDSはロックマンが闇状態で無いと入手出来ない為、ダークチップを使わない人への救済措置?)
真実の鏡イベントを終わらせ、プラグアウトし再びブラックアース2に来るとフォルテSPがランダムエンカウントする。軽い気持ちでDSナビチップを稼ぎに来ると泣かされるので要注意。