概要
ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)に加盟するチームの1つで、イースタン・カンファレンスのアトランティック・ディヴィジョンに所属している。
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークシティのブルックリン区に在るバークレイズ・センターを現在のホームアリーナとしている。
チーム名のネッツ(Nets)は、改名当時にシェイ・スタジアムを本拠地としていたMLBのメッツ(Mets)及びAFL(現在はNFL)のジェッツ(Jets)と音韻を揃える意味合いで名付けられた。
歴史
1967年にプロバスケットボールリーグ「アメリカン・バスケットボール・アソシエーション」(ABA)が発足した時、「ニュージャージー・アメリカンズ」としてリーグのオリジナルメンバーとして創設され、チーム2年目の1968-69シーズンにニューヨーク州のロングアイランドへ移転した際に「ニューヨーク・ネッツ」に改名した。
創設から数年間はディビジョンで下位から中位ほどの順位だった。
1972年にABAファイナルへ進出するも、インディアナ・ペイサーズの前に敗退。
翌1973年にファイナルではユタ・スターズを破り、優勝。
1976年にもファイナルではデンバー・ナゲッツを倒し二度目の優勝を飾った。
しかしこのシーズンを最後にABA解散、ネッツはナゲッツ、ペイサーズ、スパーズと共にNBAに加わった。
この年ネッツはニューヨークからハドソン川を越えたニュージャージー州へと移転し、チーム名を「ニュージャージー・ネッツ」と改名。
2005年にニューヨーク市ブルックリン区に本拠地を移す計画を発表。資金繰りの問題から計画は遅延したが2009年に再始動。
2012年にブルックリンへの移転が完了し、チーム名は正式に「ブ
ルックリン・ネッツ」となった。
2023年12月にはデトロイト・ピストンズの連敗記録を途切れさせない為に主力選手を注ぎ込みその2試合を勝利したものの、直後の対ミルウォーキー・バックス戦では主力をほぼ休ませて敗れたことから、選手参加ポリシーに違反したと看做されNBAから10万ドルの罰金を課せられた。なお前年の12月にも主力選手を大量欠場させたことで罰金を課せられている。
2023年時点で、NBA加入後の優勝経験は未だ無い。
日本人選手
- 渡邊雄太(2022-2023)