概要
読んで字のごとく「青い血」の意であり、英語で貴族の生まれであることを指すイディオムである。英語文献に登場するようになるのは19世紀ころからである。
一説によれば、この言葉の直接の起源はスペインにあり、キリスト教信仰を守り抜いてイスラム教徒を追いだした王家が、異民族の血が混じっていない純粋なゲルマン人(西ゴート族)であることを誇示するため、白い肌に青い静脈が透けていることを sangre azul と呼んだものが始まりという(脚注1)。ただ、それ以前から、貴族一門にも静脈が青く透けている肌を指して「青い血」と呼ぶ慣習があったとされる。
また、フランスのルイ9世が特に青の衣服を好んで着用して以降、上流階級で鮮やかな青が好まれるようになっていた。これは英語の"Royal blue"(王家の青)やドイツ語の"Königsblau"(王の青)といった言葉に残っている。
ニンジャスレイヤーのブルーブラッド
◆忍◆ ニンジャ名鑑#31 【ブルーブラッド】 ◆殺◆
「フジミ・ニンジャ」のソウルを憑依させ、永遠の命と日光アレルギーを手に入れた吸血ニンジャ。リー先生の直属の護衛として影のように付き従う。リー先生の愛人兼助手であるフブキ・ナハタとは犬猿の仲。
『ニンジャスレイヤー』に登場する、INW研究員のゾンビーニンジャ。不死身に近いが日光に弱いというヴァンパイアめいた能力を持つ。
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X:メジャーデビューアルバムのタイトル/表題が「BLUE BLOOD」。
脚注
- Kautsky, John H. The politics of aristocratic empires. Transaction Publishers, 1997. pp.206