ブレイバーメカ
ぶれいばーめか
宇宙管理局ブレイバーの保有する巨大戦力群で、変形合体によりブレイバーロボ「ソーグレーダー」のボディを構成する、遠隔操作式の無人機が3機、そしてそれらを搭載する母艦が1隻の、計4機がChapter003までの時点で確認されている。
このうち前者は、ソーグの発する「ブレイバーユニオン」のシグナルに呼応して後述の「Sクラフター」より発進し、彼の元へと駆けつける。
主役勇者に対応したサポートメカが複数台存在するのは、『伝説の勇者ダ・ガーン』や『勇者指令ダグオン』など過去にも前例が存在するものの、本作では生物モチーフのメカと、非生物モチーフのメカが混在する形とされており、過去のシリーズ作品での類似例とは一線を画している。
アルファー号
新幹線型のブレイバーメカで、鋭角なノーズ部と車体を走る緑色のラインが特徴。
ソーグレーダーへの合体時には上半身と両腕を構成し、上半身の空いたスペースへとソーグがコアとして合体する。
その形状やネーミングから、ALFA-Xの愛称で知られる試験用新幹線「E956形」がデザインモチーフではないかと指摘する向きもある。
シーザー号
ハイドロフォイル(水中翼船)型のブレイバーメカで、ブルーグレーの船体の下部より伸びる水中翼、それに金色の艦首が特徴。
ソーグレーダーへの合体時には、左右に分離し両脚を構成する。
リュウセー号
龍型のブレイバーメカで、長大な金色のボディと水色の両翼が特徴。
ソーグレーダーへの合体時には、胸部・腰部・背面を構成し、龍の頭がソーグの頭部に被さることでヘッドギアとなる。
Sクラフター
ソーグたちが母艦として活用する次元空母で、カーリー・ライズの専用機でもある。
複数のセンサーが備わったユニットを先頭とし、その後ろに計7つの球形のユニットが数珠つなぎとされた、特異なフォルムを有する。コックピットには多数の歯車が並ぶ内壁と、タッチパネル式のコンソールが備わっており、基本的にはここからカーリーが操縦を行う。
主だった機能として、民間人の避難やブレイバーロボへの移乗に用いられる「キャプチャー光線」を、先頭ユニットのパラボラアンテナより照射可能である他、球形ユニットには各ブレイバーメカの格納スペースが設けられている。発進の際、アルファー号とシーザー号はユニット側面のハッチが展開しそこから飛び出すようになっているが、リュウセー号のみユニット全体が細かく分離・展開する形とされている。
この他にも、艦内にはブレイバーロボの動力源であるエナジーの封入された缶や、スペースエナジーの調合に必要な「スパークルツール」なども積載されている。