プロフィール
概要
クライロード魔法国の騎士団に所属する重騎士。
「バリロッサ」「ビレリー」「ベラノ」と共にパーティーを組んで行動している。バリロッサとは騎士学校で同期だった。
性格
農家出身で力が強く、元気で明るい性格をしている。
作中の動向
バリロッサ達と共に謎の失踪事件について調査していた中、フリオが依頼人の少女との会話で『(常人では扱いが困難な)転移魔法が使える』と言っているのを聞き、バリロッサと同じく彼が犯罪者(少女の誘拐や人身売買の類を行う悪漢)ではないかと疑い、大剣を突き立てた(コミカライズ版では軽蔑の意を込めて睨みつけた)のがファーストコンタクト。
しかしすぐにフリオが有言実行とばかりに転移魔法をやってのけたことでその疑いは晴れ、目的地のデラベザの森に無事到達した。
しかしそこで依頼人に化けていた「フェンリース」の放った魔素によって身動きが取れなくなってしまう。
そんな危機を唯一動くことのできたフリオの放った転移魔法によって救われることになる。
それから数日経ったある日、今度は『狂乱熊(サイコベア)』の掃討依頼を受けて4人で僻地に赴いた際、ブロッサム自身が負傷し、標的の大群に囲まれていた所をフリオと彼の妻として正体を隠していたフェンリースに救われる。
そして4人揃ってフリオに修行をつけてもらう為、彼の家に居候することになる。
彼女は住まわせてもらっているお礼に畑を耕す手伝いをしている。しかし畑ばかりに気を取られ修行に身が入っていない模様・・・
また、フリオを脅威と認識して排除を試みた魔王軍の諜報機関『静かなる耳』の長であるウリミナスが竜の大軍を引き連れて襲撃してきた際、フリオの強大な攻撃魔法の力を目の当たりにしてウリミナスや残る竜の群れが撤退した際にフリオの凄まじさに「すげぇや!」と喜ぶと共に「あたしもどさくさに紛れて農具でも放っとくんだった!(上手くいけばドラゴンスレイヤーの称号が貰えてレベルアップしたかもな~)」とぼやき、それにフリオが「(そういうことなら)やってみようか?」と乗ってきて農具を投げるように指示してきたので完全にノリで農具の鍬を投擲した所、フリオがそれに強力な強化魔法の数々によるアシストをした事により、鍬がミサイルの如く突撃して、飛んで逃げる竜の首を穿って一撃で仕留めたことから『ドラゴンスレイヤー』の称号を獲得している。
当然、それを見たバリロッサも(アニメ版ではビレリーとベラノも同様に)チャンスに便乗しようとするも、時すでに遅く射程距離外まで竜が撤退してしまったため、『ドラゴンスレイヤーの称号を得る千載一遇のチャンスを逃してしまった』ということで落胆して涙を流すことになった。
その後、金髪勇者が軍を率いて説得(という名の脅迫)の為訪問してきた際は、横暴な振舞いをした王側を見限りフリオ達についていくことを即決したバリロッサと共に王都の西部に位置する「ホウタウ」に転移している。
ホウタウに移転後もパーティー全員で居候を続けているが、家計を支えるため自ら耕した畑の収穫物の売買を開始する。