聖龍機から光の龍が飛び出した!!
概要
聖竜騎士ゼロガンダムが会得した「雷龍大系(サンダーシステム)」を超えた「聖龍大系(ゼロシステム」の奥義。
よく勘違いされるが、聖龍機マルスドラグーンの進化した機兵ではなく、雷龍剣(サンダーソード)に宿るプラズマドラゴンを物資化した必殺技である(プラモではゼロを胸部のプラズマジェネレーター内部に搭乗させることはできるが、これはあくまでプラモなので別)。背中の翼はプラズマサンダーソードとして装備可能。
幻魔皇帝アサルトバスターを、搭乗していた嵐暴機神ストームサンごと一撃で無に還す程の絶大なパワーを誇る。その反面、最初の雷龍剣は耐えきれず破損してしまった。(なおこのプラズマドラゴンが宿っていない壊れた雷龍剣は、ゼロが旅立つ際に騎士マーベットに渡していった)
なお、最後の龍使いにしてゼロの先祖であるドラグナージークガンダム(SDコマンド戦記シリーズ グレートパンクラチオン編の登場人物)は、秘剣ドラゴブリンガーにプラズマ化したドラゴンを宿らせており、気合が最高潮に達してる間だけ鞘に封印した剣を解放して絶大な力を持つプラズマドラゴンを制御することが出来た。これをプラズマドラゴン自体が出るのではなくドラゴブリンガーに宿ったまま力を放出するようにしたのが最初の雷龍剣である。プラズマドラグーンは雷龍剣の始祖であるドラグナージークのプラズマドラゴンの扱い方をさらに強化した技とも言える。
新たなる雷龍剣
ゼロは新たな雷龍剣を作ろうと修行の中で模索していたが、シャッフル騎士団に加入した際、スペリオルドラゴンから聖龍大系に耐えられる新たなる雷龍剣(中身は空っぽ)を授かる。そして異空間において過去の雷龍剣伝承者が課す試練を乗り越えて、ドラグナジークに新たなプラズマドラゴンを雷龍剣に宿してもらった。
「黄金神話」では一族の誇りである雷龍大系を汚したドラグーンの偽物「魔龍機デビルドラグーン」に対して怒りを露わにし再度使用。ゼロ自身はスペリオルドラゴンの死体が闇に侵されたことにより弱体化していたにもかかわらず、新生シャッフル騎士団の五神機を圧倒するデビルドラグーンを一撃で消し飛ばす桁外れの威力を見せつけた。
サンダーストームプラズマドラグーン
『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承EX』では、雷の一族のインパルス三兄弟の長男フォースと三男ブラストが雷龍剣伝承者候補として修行しており、次男ソードは雷龍剣ではなく嵐虎剣に弟子入りしていた。長男が正統伝承者に選ばれたが妬んだ三男が襲撃、居合わせた次男がこれをかばって死亡、雷龍剣は三男が奪い去ってしまう。一方、命拾いした長男には次男の霊が宿り、雷龍剣と嵐虎剣の両方の使い手となる。
騎士マーベットが保管していた最初の雷龍剣と取り戻したものの折れてしまった雷龍剣、ここに試練を乗り越えてドラグナージークに新たなプラズマドラゴンを宿してもらうと、雷龍剣と嵐虎剣の両方の力を宿す双頭の剣「雷龍嵐虎剣(サンダーストームソード)」が誕生。
そして運命騎士インパルスが雷龍嵐虎剣から放つ奥義プラズマドラグーンは、雷龍剣と嵐虎剣の力を併せ持つだけでなく、ジークのプラズマドラゴン、ゼロのプラズマドラゴン、インパルスのプラズマドラゴンの三位一体の力を持つサンダーストームプラズマドラグーンとなり、三男ブラストをたぶらかした元凶である緋邪龍を消し飛ばした。
余談
連載当時、ちょうど「ドラゴンボール」でスーパーサイヤ人3が登場した頃で、プラズマドラグーンも読者からスーパーサイヤ人3だの言われていた。プラモの箱のおまけ漫画には、ストームサンに「スーパーサ◯ヤ人3」と言われて怒るプラズマドラグーンが描かれている。ちなみに技としては龍拳の方が近い。