概要
ハシュマル等のモビルアーマーに付随する無人攻撃オプション。「プルーマ」とは伊語で「羽」の意。
モビルアーマーからマイクロウェーブを受信する事によって稼働するが、ある程度の自律性も備える。逆に指揮管制機であるハシュマルが機能停止してしまうと、連動してプルーマも行動不能となる。
防御力こそ低いものの、機体出力は並のモビルスーツを上回り、サイズはモビルワーカーと同等。
モビルアーマーは機体内部にプルーマの生産プラントを持ち、時間と物資の許す限りプルーマを生産する事が可能であり、これを展開する事で物量戦に対応する。
但し、両者のサイズ差や形状を考えるとハシュマルが本体内部でプルーマを生産する事は無理がある。実際に監督とメカデザイナーとの対談にて、デザインした鷲尾直広氏は「特に機能性を考えてデザインはしなかった(=ハシュマルがどうやってプルーマを生産しているかの設定は特に無い)」、「別に外付けの製造ユニットが存在しており、生産する時だけ合体したのでしょう」と語っている。
機体が収集した周辺データをモビルアーマーへ転送し、そのデータを元に下された指示に従い行動を行う他、プルーマにもモビルアーマーを修復する為の機能が備わっており、同時に敵地からの補給資材の回収の役割も担うなど、巨大で小回りの利きにくいモビルアーマーの死角を補う手足として稼働する。
武装は内蔵型レールガンと機体後部の大型ドリルであり、戦闘時にはMSのコクピットを執拗に狙う傾向があると劇中で言及されている。
作られるモビルアーマーによって形状が異なり、ハシュマルはメイン画像のような甲殻類に似た形状、ハラエルは蜂のような昆虫に似た形状をしている。