概要
1992年、従来大型トラックとして販売していたスーパードルフィンをフルモデルチェンジする際にサブネームとして付与されたスーパードルフィン・プロフィアに源流を持つ。2003年にスーパードルフィンが取れてプロフィアとなった。初代プロフィアは別名グランドプロフィアを持つ。
モデルの変遷
初代
1992年5月登場。スーパードルフィン・プロフィアの名称で発売。スタイルは中型トラックのクルージングレンジャーの流れを汲んでおり、左右のヘッドライトの間に穴が3つ並んだフロントグリルが特徴。
2代目
通称グランドプロフィア。ここからプロフィアの名前で販売される。エンジンが新短期排ガス規制に適合する直6インタークーラーターボへと変更された。
この代よりアクセル・ブレーキの両ペダルがオルガン式から乗用車で一般的な吊り下げ式になった。
3代目
2017年4月発表。フルモデルチェンジし、エンジンが平成28年排気ガス規制に適合するものへと変更。
セミオートマのProshift12搭載モデルはシフトセレクターがダイヤルセレクターとコラムセレクターの併用型となり、プリクラッシュセーフティが歩行者や停止車両も検知する高機能型へと変更されている。
2019年5月、ハイブリッド車が追加。大型トラックはまとまった距離を一定速度で巡航するためにハイブリッド化が向かないとされていたが、車載コンピュータに標高・勾配を記憶させておき、位置情報を元に100km先のルート情報を先読みしながらAIが走行負荷に応じたシステム制御シナリオを作成し、10kmおきに補正する勾配先読みハイブリッド制御を搭載する。
冷凍車では回生・発電で得られた電力を冷凍機の駆動に用いている。