曖昧さ回避
- ゲーム『オーディンスフィア』に登場する種族。※この項で解説
- ナムコのレトロゲーム『ディグダグ』に登場するキャラクター。⇒プーカァ(作品によっては「プーカ」と表記されているため)
- ケルト神話に伝わる妖精の一種で人に害を及ぼすという伝承もあるが、近代になり人間に友好的な妖精というイメージが大きくなった。パックの語源であるともいわれる。⇒プーカ(妖精)
- 映画『プリキュアオールスターズF』に登場する妖精。→プーカ(プリキュア)
オーディンスフィアのプーカ
プーカとは、兎に似た獣である。
その正体はバレンタイン王が編み出した変化の術の中でも最強の物で、呪いと呼ぶべき術によって変化した人間達である。
タイタニアの王子コルネリウスは、イングヴェイによってこの姿に変えられた。
プーカの街
かつては栄華に満ちた国の跡バレンタインの首都に遺された巨大な廃墟の地下には、プーカ達が隠れ住むプーカ達の街が広がっている。
遺恨とコルドロンの眠る地としてラグナネイブルとリングフォールドが争う激戦区でもある。
プーカ達の街は、プーカ達が秘密裏に造り出したもので、バレンタインにまつわる者しかその存在を知らない。
プーカと化した者達の拠点であり、呪いを解く為のバレンタイン製コインは個々に集められている。
プーカ達が得意とする料理店が立ち並び、材料とレシピを持っていけば彼等の美味しい料理を食べる事が出来る。
プーカの呪い
不壊なる獣化の呪縛プーカの呪いは、相手を兎に似た獣の姿に変容させる魔法である。
その効果は強大であり、一度変じた者は如何なる魔法をもってしても元の姿に戻る事は出来ない。
プーカである限りは不老であるが、不死ではないことがわかる。
またどんな高位な魔法使いも魔法が使えなくなり(手の形の都合上、魔法陣を紡ぐ事が出来ない)、死してレブナントになったとしても、自我を失わない。
心がすさめば体中が徐々に腐敗していくゴブリンへと堕落してしまう。
だがそれは永劫の苦しみから逃れる事が出来ないという事である。
唯一の解く方法は、生前のバレンタイン王が制作した魔法のコインを全て集める事である。
それもその全てが感謝の念を込めて贈られたものでなければならず、それを果たす事は非常に難しい。
プーカの可愛らしい見た目とは裏腹な恐ろしい呪いである。