概要
王ドロボウJING「不死の街リヴァイヴァ」編に登場。突然ジン一派に不老不死になれるお宝の謎解きを強引に持ちかけた金髪碧眼の整った容姿をした細身で中肉中背の少女。キールが惚れる程の美貌を持つ。良くも悪くも明るい性格であり悪く言えば前述の通り図々しくもあるが、ある程度の空気は読める良い子である。しかしその言動には不自然な部分もあり、ジン達は何か引っかかる物が…
お転婆なためジン達は終始一貫彼女に振り回されっぱなしであった。雨を嫌っており常に傘を持ち歩いている(これにはある理由が…)
以下ネタバレ注意 |
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その正体はキング・コアントローが心血を注いで作ったオドラデク・エンジンで動くロボットであり、ふとした事故により気絶した後にコアントローの自宅で運ばれ修理と同時に背中のパネルが開閉しその内部構造は紛れもなく機械であった
なお名称の元ネタはフランツ・カフカ著の短編『家父の気がかり』に登場するオドラデクという名の架空生物が由来とされる
「永らえ水」の正当なる後継者を求めて伝説の吟遊詩人を探す旅を長年続けており前述の強引なキャラもコアントローとの打ち合わせで仕組まれたドッキリ用の演技であり本来の性格は清楚な外見の通り控え目で従順とされる
(見かけは少女そのものだが上記のオドラデク・エンジンやコアントローの年齢からして実年齢は外見年齢より遙かに高いと思われる)。ジンの人間性に惹かれたのか最終的には彼を後継者として選ぶのであった
コアントローが亡くなった際には涙を流しており、その姿は機械ではなく生きた人間そのものであった。以降の消息や安否は不明ではあるが、オドラデク・エンジンが内蔵されているため後継人のエンジニアさえ見つかれば機能停止せずに生存している可能性の方が高いと思われる
余談
正真正銘のロボットではあるものの高度な人工知能が搭載されているため喜怒哀楽が人間並みにあり、言動や仕草、外見からもロボットっぽさは一切ない。恐らく非戦闘用であると推測はされるが、劇中の身のこなしからある程度の戦闘能力はあるようである。アニメ版と原作版では容姿が若干違い、身体的特徴も異なっている