概要
大きさ9㎝くらいの小さな魚で、アンコウとつくがチョウチンアンコウの仲間。
ただしチョウチンアンコウ科ではなく、その親戚のクロアンコウ科に属する。
全身の2/3くらいが顔にあたる上に口が上向き(正確には斜め向き)なので、一部ではパックマンに例えられたりもするようだ。
それだけ口が大きいのだから当然胃袋も大きく、自分と同じくらいある大物でも入る。
ペリカンアンコウという名前はここに由来するが、小魚だけではなく大物でも狙い、その上で丸呑みしようとするこのスタイルからは、深海はそれだけ不毛なのだということがうかがえる。
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