解説
死の谷(デス・バレー)の大神殿で“勇気のトライフォース”を守護する最強の大守護神。
その正体は初代ハイラル王、ロック、ウィズザール、ウィズローブらにより生み出された究極の人工生命体で、その姿は太古の神を模して造り出された。
攻略法
空中を浮遊しながら、大量の聖なる炎をまき散らして侵入者を焼き尽くそうと襲い掛かる。その巨大な体を強力な結界に守られている為、全くダメージを与える事ができない。ダメージを与えるには『サンダー』の魔法で結界を破壊する。そうなると体の色が赤から青に変色し、顔が現れる。現れた顔を剣で斬りつけてダメージを与えていこう。
書籍作品
漫画版リンクの冒険(乱丸)
「わしが この大神殿の守護神 炎の神 ボルバだ」
終盤に登場。このエピソードはコミックス化されていない。
仏像を意識したようなデザインに直されておりゲームとはかなり異なる。性格も厳かで普通に喋る。
巨体から繰り出される拡散ビームと斬撃を擦り抜ける肉体でリンクを焦らせるが、サンダーの呪文によって斬撃無効化を打ち消されてしまう。リンクに頭部を斬られてダメージを受けるが、リンクは「あなたは本当の敵ではない。ハイラルのために身を捧げた1人」と情けを掛ける。
「情けを掛けるつもりか」と苦笑するボルバだが直後に「甘いぞっ!!」と攻撃を仕掛けるもリンクの突きによって喉を貫かれ爆発四散した。
散り際には「それでよい…情に流されて目的を見失っては…」と言い残した。
魔界からの逆襲(ゲームブック)
ラスボスとして登場。死の鳳凰と呼ばれる存在。
本作の舞台は、ガノンが魔界の支配者として君臨していた過去の時代のハイラルとなっている。ボルバの設定も変わり当時のガノンの配下である。
ゼルダ姫に憑依してリンクに襲い掛かる。
選択肢では笛の音色や剣の寸止めで分離させられる。体力があれば本気を出したリンクが勝利するが、ない場合はボルバの衝撃波でリンクがバラバラにされるというバッドエンドになる。
戦闘ではテレポートと衝撃波を駆使してリンクを追い詰める。最後は衝撃波の勢いを利用したリンクに急接近され喉を貫かれて敗北した。