ボンネットトラックは、トラック(貨物自動車)の1種。
乗用車のように、エンジンが運転席より前のボンネットに収まっている。
エンジンの整備性が良く、大型のエンジンも簡単に収めることができ、路面とのクリアランスを広く取ることができるので走破性が高い… 等のメリットがあった。
しかしながら、法律や交通事情などでトラックそのものの全長が規格によって定められた状態では、ボンネットの分の長さはデッドスペースとなるため、容積あたりの経済性が良いキャブオーバー型が主流となった。
現在では、特に走破性と整備性が求められる軍用や発展途上国向け、巨大なエンジンを搭載するアメリカなどの場合を除き使用されることは少なくなっている。