『私の名はポトムリ。地球人ではありません』
CV:三木眞一郎
概要
黒岩の付き人を務める、ピエロのような恰好をした謎の人物。
黒岩に、星を救うという重大なオファーをしていた。
ネタバレ注意
ネタバレ
その正体はすでに滅亡した惑星・キエルの住人であり、本名は「ポトムリ・エムナトル」。
滅亡の原因であるブラックホールが迫ってきた際には彼のみ脱出できたのだが、肉体は脱出の際の失敗で失い、精神体つまり魂の存在と化してしまう。
そして宇宙を放浪して精神体としての力が弱まり始めた時に、地球の病院で自分と同じく命を失いそうになっていた水川みのりを見つけて彼女に憑依することで、結果お互い命拾いが出来た。
その後は、魂がみのりの体に定着しないように彼女の体と彼女の側にあったぬいぐるみと交互に乗り移っていた。そのぬいぐるみがピエロとしてのポトムリである。
しばらくは自分の使命を見いだせていなかったが、同じく異星人であるオズロックの存在を察知。地球や大会に参加した惑星、そして新たにブラックホールに飲み込まれようとするファラム・オービアスを救うことが新たな使命だと判断し、黒岩に協力を依頼した。
なお、生前のポトムリはキエルの王宮専属の科学者でもあり、本来の姿は上のイラスト通りCVに相応しい中々のイケメンである。
なお、キエル滅亡の際には、姫君であるカトラだけでも逃がそうとしたのだが、彼女は拒否して代わりにポトムリを逃がした。
他に脱出出来る術がなかったことと、自分の他に脱出した気配がなかったということから、天馬の前にカトラが現れたという話を信じられず、天馬が見たカトラも街で聞いた彼女の噂が幻として残っていたと解釈をしていた。
しかし、ガードン戦後に天馬の部屋を除いた際、実際にカトラを見てしまう。カトラを追いかけるようにドアのボタンを押すも、そこにはカトラの姿は無かった。
その後、「カトラ様…本当に生きておられたのですか…?」と消えたカトラに問いかける。
ラトニーク戦後、天馬が持って来た宇宙を救うための必要な金属「ミスリル」を製造できる四つの石の影響で、高揚した自身の精神が、憑依していたみのりの体との結合度を高め、自身の体へと変化した(周囲にはそう見えることになっている)。
途端に本性を現したニセ剣城に捕われ、ファラム・オービアスのスタジアム地下に転送され、オズロックから「コズミックプラズマ光子砲」の運用を依頼される。
一度はオズロックの目的に疑念を持つが、カトラと再会し、彼女がオズロックと約束をした上で完成に協力を求められたため、やむを得ずに「コズミックプラズマ砲」を完成させる。
その後、イクサルフリートとの戦いを経て、無事に当初の目的で使用することができ、使命を終えたポトムリはカトラに別れを告げ、天へと昇って行った。
ちなみに天に昇る際のシーンで、ゲームではみのりの身体もろとも魂となっているかのように見えているが、アニメではちゃんと魂とみのりが分離されている。
生前サージェスとは知り合いで、当時王宮騎士団に入ったばかりのサージェスによって彼が開発した兵器のほとんどを壊されている。