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概要

星のカービィ3』のレベル3「サンドキャニオン」のとあるステージにのみ登場するキャラクター。野ウサギのような姿をしている。

カービィが近づくとぴょんぴょんと跳ね、途中で消えてしまう。このポロフが消えた位置には星のかけらがたくさんある隠し部屋があり、おそらく場所を教えてくれていると思われる。割と親切な存在なのかもしれない。

ただし、敵キャラクターであるため本人に触れるとダメージを受け、消滅してしまうので注意。

デデデでプププなものがたり

第11巻収録の「ポロフの恩返し」にゲストとして登場。人語は喋れず「ポロ」「ポ」など鳴き声を発する。

デデデ大王のニンジン畑を荒らしていたところ網にかかって掴まってしまう。しかしたまたま通りかかったカービィが他のニンジンを吸い込んだため、結果的にポロフは逃げ出すことに成功する。

助けてもらった(と思い込んだ)ポロフは、カービィに恩返しをするべく行動を起こすのだが、不運にもデデデ大王が巻き込まれ悲惨な目に遭うこととなる(ポロフがリックのラーメンを盗んでカービィに届けようとしている際にぶつかってラーメンをぶっかけてしまったり、羽毛布団を送るためにクーの羽毛をポロフが抜き取った際に犯人だと勘違いされボコられたりなど)。

結局ポロフはマッサージすることでカービィに恩返しをするのだが、怒って追いかけて来たデデデに再び掴まりそうになる(カービィはマッサージで気持ちよくなってうとうとしているためデデデに気づかない)。しかしマッサージで気持ちよくなって歌ってしまったカービィのおかげで、デデデ大王は轟沈するのであった。

これまでにもデデデ大王とペット系キャラの組み合わせは何度かあったが、いずれも悪いのはデデデ大王側というパターンが多かった。しかし、今回に限っては1から10まで被害者側になった。

なお、「耳が特徴的な可愛い生き物」「掴まっていたところをカービィに助けられて恩に着る」「ある人物がカービィの油断を突いて捕まえに来る」などこのキャラとよく似た境遇である。

また、「哺乳類がモチーフ」「本人に悪意はなかったとはいえ、みんなに迷惑かけておきながらお咎めなし」「被害者側が一方的にひどい目に遭う」と言う流れは同作に登場したグリゾーとも良く似ている。

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