概要
ホンダが1962年に発売した原付バイクで、スーパーカブの派生車種の一つ。
ファーストモデルC100の廉価版として登場。
ポート(港)の名は「世界のどこの港にもあるくらい普及してほしい」との願いを込めたもの。
短距離移動を想定して割り切った為、外観こそスーパーカブに似ているものの各部を簡略化(2速のミッション、小径タイヤなど)してコストダウンを図っている。
当時の法律ではこれらの装着義務が無かったために問題にはならなかったが、今公道で走らせるとなると色々と不都合が生じてしまう点である。
さすがに簡略化しすぎたせいか人気は出ず、僅か2年で生産終了。
カブを名乗る車種の中では非常に短命だった。