概要
マキシマリスト(maximalist)はミニマリストの対極を指す造語。美術では過剰の美学のことも言うが、ここでは、好きな物に囲まれて暮らすインテリアやライフスタイルの事を指す。
好きな物に囲まれて満足感を覚えたり、好きな物で満たされた部屋を他人に見せたりする事を目的としている。一見雑然としつつも、イメージをまとめていたり、アクセントをつけていたりすることが多い。
よって、不要なものをひたすら無計画・無秩序に溜め込んで汚部屋・ゴミ屋敷を作り上げてしまうホーダー(hoarder)とは別物である。また、好きな品物を収集するのが趣味のコレクターが必ずしもマキシマリストというわけではない。生活の場にコレクションを置いておくと埃が積もりやすいし、管理も面倒(後述)なのでコレクションに専用の部屋などを用意し、身辺はシンプルにしていることもあるからである。
デメリット
生活の場に大量に趣味の物品を置いておくと、不測の事故などで壊したり傷つけたりしやすい。特に小さな子供やペットがいると難しいライフスタイルである。また床の上に物が多いとロボット掃除機が使えないなど、掃除にも相応の労力が必要となる。
狭い部屋にぬいぐるみやチープな雑貨などをぎっしり詰め込むのが好き、という人であれば比較的安価にマキシマリスト的なインテリアを実現できるが、趣味の種類によっては広いスペースと高いコストを必要とする。本物の車やバイクを見て過ごしたいというこだわりがある人ならば自宅併設のガレージなどが欠かせず、予算は青天井となる。
マキシマリストの有名人
所ジョージ:全国にいくつものベース(ガレージ)を持ち、「世田谷ベース」と呼ばれる仕事場兼コレクションルームを所持する。どこに何があるかはきっちりと把握しているとのこと。