概要
ラウンドフェイサーを始めとする2脚歩行型のコンバットアーマーを戦場へ空輸するために開発された大型ヘリコプター。劇中では「マベリック」あるいは「搬送ヘリ」と呼ばれていた。
横長の機体に双ローターが左右に並んでいる。機体中央下部に輸送するコンバットアーマーの両肩関節部を保持する形で直立状態で懸下することで空輸する。戦場に到着すると即座にコンバットアーマーを切り離して戦場に降下させることが可能。
ペイロード自体は大きいものの、コンバットアーマーの輸送に特化した構造をしているためそれ以外の物資を運ぶ場面はなかった。
コクピット下部に30mm連装機関砲が設置されている。
機体本体は灰褐色で、コクピット周辺はダークグリーン。ただし24部隊専用機のみ、コクピット周辺が青で塗装されていた。
コンバットアーマーを懸下した状態
劇中では当初連邦軍でのみ運用されていたが、ウルナ基地の反乱でデロイア人将兵がゲリラ側に合流してデロイア人民解放軍が結成されてからは敵味方で使われるようになった。
ダグラムは物語序盤で連邦軍に奪取された時と、解放軍結成以後のヘリボーン作戦が行われる時の搬送で使われている。