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ミューティ・ルナ・サイレス

みゅーてぃるなさいれす

ミューティ・ルナ・サイレスとは、柳内たくみの小説『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の登場人物。
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声 - Lynn


原作編集

商業版未刊行で未収録で未完結の番外編『商売繁盛編』に登場する女性。セイレーン種。商業展開では下記コミカライズ版の本編第26話にこのエピソードの“走り”が挿入され、さらにアニメ版にも取り入れられたため、その関係で登場することになった。


知り合ったヒト種の男と故郷を飛び出した後、いろいろあって傭兵となり、アルヌスの丘に陣取る自衛隊を攻撃する連合諸王国軍に加わった。

連合諸王国軍後に他の敗残兵と共に盗賊となってイタリカを襲ったものの、自衛隊の圧倒的火力の驚いている間に鎮圧され、情報収集の為の捕虜の一人としてアルヌスに連行された。

その後アルヌスの自衛隊基地での事情聴取や精霊魔法行使の実験につきあわされた後に解放されると、拘留中に親交のあった勝本の口添えと、警務隊(他国の憲兵に相当する陸上自衛隊の警察組織)の聴取が長くてウザいと感じていたロゥリィの思惑が一致して、アルヌスの治安を担当するロゥリィの部下として走り回る事になった。


ちなみに駆け落ちの相手はイタリカ攻防戦の際にロゥリィによって殺害されている。しかし、“戦闘の興奮の中でエムロイの使徒によって召される”という一種の“祝福”であるとされ、その時点でミューティが自覚できるほどの集団狂気に染まっていたこともあって、ロゥリィに畏怖を感じることはあっても恨んではいない模様。


セイレーン種の能力編集

未商業化分の『商売繁盛編』では、セイレーンが“歌で船乗りを幻惑し船を神隠しにしてしまう”という(日本でよくある)言い伝えは、セイレーン種が住む故郷の島を護るために精霊魔法などで望まない来訪者の船を追い払ったり、ときに沈めたりしていたためとされる。


コミカライズ版編集

このキャラクターは竿尾悟の漫画版にも、イタリカ襲撃時やアルヌスでMPの腕章を付けている姿を見ることが出来、ヤオを襲った男を捕えて尋問したりしていた。

連載本編では第33回で初めてこの人物がミューティである事が語られたが、コミックスでは4巻巻末漫画『まるっとげーと! 商売繁盛編』での読者に初認知されることになる(33話は5巻収録)。この4巻分はサブタイトル通り未商業化の『商売繁盛編』からネタを抜き出している。


また、コミカライズ版では地揺れ(地震)の直前に、帝都の悪所の鳥系亜人同様、漠然とした不安を感じ、ロゥリィに訴えているシーンが追加されている。


竿尾デザインではテュカと同じくらいの年格好で描かれている。スレンダーで、女性としては長身であり、ロゥリィより頭2つ分くらい身長が高い。


原作と異なるのは、彼女が歌うと操縦手が幻惑され引き寄せられるという伝承通りの能力があること。この為、入浴中に日本人の真似をして歌ったところ、周囲を走行していた自衛隊車両が旧軍の試作巡航ミサイルよろしく女湯に“突撃”してしまった。

とはいえ年末の箱根で走り屋に遭遇するといったネタ優先な単行本巻末のおまけ漫画での描写であり、本編でも同様に描かれるかは不明である。


アニメ版編集

イタリカ攻防戦の際に自衛隊の捕虜となったセイレーン種の少女が描かれており、ミューティではないかと推測されていたが、12話ではMPとして登場し、名も表示されたことで確定した。


アニメではロゥリィと身長も大差ない小柄な少女として描かれており、行動も全体的に幼く描かれている。


関連タグ編集

自衛隊彼の地にて、斯く戦えり

ロゥリィ・マーキュリー

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