ボルメテウス・武者・ドラゴンの姿に憧れ、「ムシャ」の名を冠する者も現れた。
カードとしての能力
ムシャ・ルピア |
R 光/火文明 コスト4 |
クリーチャー:ファイアー・バード 2000 |
自分のドラゴンを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。 |
概要
DM-27「極神編 第4弾 完全極神」にて登場したクリーチャー。
ドラゴンに対するコスト軽減能力を持ち、それに加えて、ボルメテウス・武者・ドラゴンが攻撃した際にシールド追加を行う能力を持っている。
ボルメテウス・武者・ドラゴンは、自分のシールド1枚をコストにして相手のパワー6000以下のクリーチャーを除去させる能力を持っている。このクリーチャーは、ボルメテウス・武者・ドラゴンの能力によりシールドの損出を補うことが出来る。また、ボルメテウス・武者・ドラゴンの除去能力は任意であることから、あちらの除去能力を使わずにシールド追加をするという使い方も出来る。あちらのコストが6であることから、このクリーチャーのコスト軽減も含めて、綺麗に繋ぐことが出来る。
ちなみに、ボルメテウス・剣誠・ドラゴンや竜装 ムシャ・レジェンドにクロスしたクリーチャーなどが攻撃した場合でもシールド追加を行える。また、コスト軽減はコッコ・ルピアとは異なり、1まで軽減することが出来る。
ボルメテウス・武者・ドラゴン以外だと、ボルシャック・NEXとの相性も良い。あちらもコスト6なので綺麗に繋がる上に、ルピアなのであちらの能力で山札からコスト踏み倒しすることが出来る。
デュエル・マスターズ_プレイス
デュエル・マスターズ_プレイスでは、DMPP-09「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」で実装。その際に以下の能力に変更された。
ムシャ・ルピア |
UC 光/火文明 コスト3 |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
自分のドラゴンを召喚するコストを1少なくする。それが《ボルメテウス・武者・ドラゴン》なら、さらに1少なくする。ただし、コストは2より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。 |
※サムライは2021年8月26日実施のメンテナンスで追加された。
自身のコストが1軽くなった。これではボルメテウス・武者・ドラゴンに綺麗に繋がらなくなってしまうと思われるが、あちらのコスト軽減が2に変更されている(それ以外のドラゴンのコスト軽減は1とそのままになっている)ため、TCG版と同様に綺麗に繋がるようになっている。
さらに、登場当時はTCG版と同じ種族になっていたが、数ヶ月後のメンテナンスで種族にサムライが追加された。この点は恩恵が大きく、竜装 ザンゲキ・マッハアーマーのサポートを受けることが出来るようになった。ザンゲキ・マッハアーマーが存在していれば、あちらのコスト軽減能力でコスト2で召喚することが可能であり、さらに即座にザンゲキ・マッハアーマーとムシャ・ルピアのコスト軽減能力で、即座にボルメテウス・武者・ドラゴンへ繋げて、ボルメテウス・武者・ドラゴンにザンゲキ・マッハアーマーをクロスさせるという動きが可能になった。
また、レアリティはUC(アンコモン)に変更されている。なお、コスト軽減の下限は1から2に弱体化されている。また、自身のコストが3になったこともあり、ボルシャック・NEXなど、TCG版ではマナカーブが綺麗に繋がっていたコスト6のドラゴンがデュエプレ版では綺麗に繋がらなくなってしまっている。
ちなみに、ボルメテウス・武者・ドラゴンはバトルゾーンに出した際にもシールド1枚をコストにして相手のパワー6000以下のクリーチャーを除去できるようになったが、このクリーチャーのシールド追加は攻撃時限定なので、場合によってはあちらの除去能力を発動しないという選択肢を選ぶ必要もあるだろう。
G・ゼロで出すことがメインなのであまり気にならないが、ボルメテウス・剣誠・ドラゴンのコスト軽減は、手札に存在している場合はボルメテウス・武者・ドラゴンとして扱われないので、コスト軽減は1のままである。
DMPX-01で再録されたのだが、その際にも再び能力が変更された。
ムシャ・ルピア |
UC 光/火文明 コスト3 |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
自分のドラゴンを召喚するコストを1少なくする。それが《ボルメテウス・武者・ドラゴン》なら、さらに1少なくする。ただし、コストは1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 |
自分の、名前に《武者》とあるクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。 |
前述したように、コスト軽減の下限が1から2に弱体化されたということを説明したが、DMPX-01で再録された際にコスト軽減の下限が2から1に強化されている。
だが、強化された点はそれだけではない。なんとボルメテウス・武者・ドラゴン以外の名前に《武者》とあるクリーチャーが攻撃した場合でもシールド追加が可能になったのだ!
これにより、時空の侍ボルメテウス・若武者・ドラゴンや戦国の覚醒者メビウス・武者・ドラゴン、バルケリオス・武者・ドラゴンが攻撃した場合でもシールド追加が可能になった。
特にバルケリオス・武者・ドラゴンはボルメテウス・武者・ドラゴンが存在しているとG・ゼロで出せるので、例えボルメテウス・武者・ドラゴンが破壊されてしまった場合でも、バルケリオス・武者・ドラゴンで攻撃することでムシャ・ルピアのシールド追加能力を発動させることが可能である。
なお、名前に《武者》とあるクリーチャー限定なので、名前が「ムシャ」であるこのクリーチャーやシャムシャム・カブキリが攻撃してもシールド追加をすることが出来ないので、その点には注意しよう。
ちなみに、デュエプレ版のムシャ・ルピアの能力の対象になれる、名前に《武者》とあるクリーチャーの中には、デュエプレ版では未登場の「武者」も存在し、2024年11月現在では、
が存在する。特にボルメテウス・武者・ドラゴンを元にしたクリーチャーである極武者カイザー 「斬鬼」は、あちらのコスト5のアーマード・ドラゴンであることから、このクリーチャーのコスト軽減で綺麗に繋ぐことが出来る。そのため、今後次第では、ムシャ・ルピアがコストや能力が変更された関係で相性が良くなった極武者カイザーがデュエプレで登場する可能性もある…かもしれない。