曖昧さ回避
- 「ランスシリーズ」の登場人物
- 「ふしぎの国のアリス」に出てくる人物(白ウサギの家のメイドの名前)
- 「若草物語ナンとジョー先生」の登場人物
このページではランスシリーズに登場するメアリー・アンについて解説する。
概要
メアリー・アンとはゲーム「ランスシリーズ」の登場人物で、魔人レイの恋人。
最初に登場したのは「鬼畜王ランス」で、正史で登場するのは「RanceⅩ-決戦-」である。鬼畜王と正史で設定や結末が違っている。
RanceⅩ-決戦-では
ゴアの街の少女。 父親は酒の飲みすぎで体を壊して亡くなり、母親は他に男を作って失踪という天涯孤独で悲惨な境遇にもめげず、まっすぐ品行方正に育ち、たくましく生きている。
たまたまゴアの街にやってきたレイと出会い、レイが自分と同じ孤独な境遇だと察して、友達になろうと決意して、いろいろと気にかけるようになる。レイが魔人であると知ってからも、その気持ちは変わらず、ランスたち魔人討伐隊との戦いで重傷を負ったレイをかばい、ランスにレイを殺さないように訴えて、レイには「お前もう人間を殺すな。できるだろ。代わりに魔物やっつければいいだろ」と人間を殺さないように言う。
そんなメアリーを見たレイは、ランスがメアリーを助けるという条件で人類軍に投降することとなった。
その後はレイへの人質として魔人討伐隊に加えられることになったが、実際にはレイの保護者のような立場で生活を共にしている。
ちなみに、本人曰く「あたしのかーちゃんは美人だったぞ!ホントだ!」「かーちゃんにはまるで似てないっていっつも言われてた」ことから、メアリーは父親似である。ランスにレイを救ってもらった礼は大人になったら自分の体で払うと言っているが、ランスは将来性もないと全く期待していない。ある意味ランスに手を出されずにすんだラッキーな少女。
第二部では成長した姿で登場。レイと共に暮らしている。毎年闘神大会のエントリーにレイと一緒に行っているが、メアリーの容姿が闘神大会にパートナーになれるほどの容姿ではないことを理由に断られている。メアリー自身は自分の容姿が闘神大会のパートナーになれるほどの容姿ではないと自覚しているが、レイが「自分のパートナーはメアリーしかいない」と頑として譲らないため、呆れつつも毎年のエントリーに付き合っている。
鬼畜王ランスでは
リッチの街のはずれに住む人間の女性。病に冒されている高齢(といっても54歳)の老女。若い頃は羊飼いをしていた。37年前に、ケイブリスと戦いに敗れて重傷を負っていたレイと出会う。鬼畜王のレイは放電体質であり、触れるだけで、手が焼け爛れてしまうような身体だったが、メアリーはレイを死なせまいと感電しながらも必死に看病し、自分を助けたメアリーの火傷だらけの姿を見たレイは心惹かれる。やがて互いに愛し合うようになったが、レイの放電体質からキスをしたこともないプラトニックの関係である。おそろいでセーターを着るなど相思相愛。
レイはメアリーを死なせないために、ケッセルリンクに不老不死にしてもらいたいと思っているが、メアリーは人間として老いて死ぬことを選び、拒否している。現在は残り少ない命をレイと共に静かに暮らしている。
メアリーの存在はケイブリスに知られていて、メアリーの命をたてにレイはケイブリス側についている。
魔剣カオス入手のためにはレイを倒す必要があるが、レイとメアリーに関してはすべてが悲しい結末となっている。