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餓狼伝説』シリーズのギース・ハワード内縁

ロック・ハワード母親カイン・R・ハインラインとなる人物。

ロックは病気の母である彼女を見殺しにした父・ギースを快く思わない。

今でも謎の多い人物で「なぜギースは彼女と関係を持ったか」「なぜ距離を取っていたか」「なぜ見捨てたか」「なぜ彼女は見殺しにしたが息子であるロックの事は気にかけていたか」など数多くの謎が残っている。


なお、正確には「ギースはロックの父親である」「メアリーはロックの母親である」は正しいものの、「ギースとメアリーは結婚していない」(参考記事。当時のスタッフによるQ&Aのアーカイブ)ため、彼女のことをメアリー・ハワードと呼ぶのは間違いである。

そのため、作中でもメアリーとしか呼ばれないためフルネームは現状不明なのだが、ロックの叔父の名前を考慮すると「メアリー・ハインライン」だったのではないか?という考察がある(同様にロックもギースではなくメアリーに引き取られていたのでロック・ハインラインが本来のフルネームなのではないか?という説がある)。


新作として発表された『餓狼伝説 City of the Wolves』において、それまでメアリーはロックが7歳の頃に病死したと言われていたが、とある組織に捕らわれているということが明らかになった(その前の作品である『餓狼MOW』の時点で「実は生きている」という旨だけはカインの口から語られていたが)。

仮に幼少期のロックが「病気の母が、ギースに見殺しにされた」と思い込んでいたあの時点から捕らわれていたのだとすれば、メアリーは囚われの身のまま10年近くが経過していることになる。


ギースからの想いについて編集

ギースからの彼女への態度に対しては全く明言されていないので不明ではあるが、敢えて肯定的に取るのであれば「ギースという存在が極めて危険かつ重要な人物である」ことにその理由を見出だせるかもしれない。


あくまでそういう説もある程度の話ではあるが、裏社会の重要人物であり、強大な力を持つギース・ハワードという存在を快く思わない人物は社会の表にも裏にも多いことは想像に難くない。

『餓狼MOW』以降の作品も『KOFMI』シリーズも、どちらもギースの死後にマフィア達が次のサウスタウンを牛耳る者になろうと台頭して街は荒れているため、少なくともギースを支配者の椅子から引きずり下ろしたいと考えていた者達は何人もいたと思われる。


そんな人物達にとって「ギースの妻と愛息子」という存在はギースへの復讐や嫌がらせ、人質等様々な悪意を向ける対象として最適とも言える弱者である。

それ故に敢えてギース自身がメアリーやロックに大して価値を見出だしていないかのように振る舞えば、ギースに対する攻撃としてメアリーやロックを利用することは効果が薄いと思わせることもできるかもしれない。


実際に、少なくともテリーがロックを引き取るまでの間、ロックが何らかの大きな事件に巻き込まれたという話は作中では語られていない。

その後もあのギースをも倒した伝説の狼、テリー・ボガードがすぐ側にいるからか、はたまた単にギース・ハワードという大悪党が死んだから興味が無かったのか、ロックは特に大きな事件に巻き込まれることなく無事に青年にまで成長できている。

仮にギースがメアリーやロックの身を案じていたが故にふたりを遠ざけていたのだとすれば、少なくともロックに関しては目論見通りに事が進んだと言えるかもしれない。


なお、ギースからメアリーに関しては何か語られているような設定は特に無いのだが、ギースがロックのことを大切に思っていたかのような描写は作中に度々登場している(※)ため、少なくとも嫌いだったから遠ざけていたわけではないと思われる。


※『餓狼伝説3』のギースのエンディングにて「奴はどうしている?」とビリーにロックの様子を尋ねている(同作のエンディングにてロックはテリーに引き取られているので、テリーが引き取るまでの間はギースの手の者がロックの安否を監視していたと取ることもできる)。また、PS版『リアルバウト餓狼伝説』の説明書にてギースが幼少期のロックと一緒に写っている写真を眺めながら思いに耽っている描写がある。

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