概要
海上に広くて平らな敷地を用意できる様に作られた人工の浮島。ブロック状の浮島を幾つも繋げることにより巨大な浮島を造ることが出来、広くて事故や災害に強い敷地が用意できる。
おおまかな構造
四角く作られた自力航行できない真っ平らな船(厳密には浮体構造物)。
内部は強度を保つ為の骨格以外はがらんどうなので有る程度の格納スペースとしても使用可能。
建設
造船所でそれぞれのブロックを建造し、目的地まで船で曳航する。
目的地でブロックを連結して係留し、その上に建物などを建設する。
事故・災害の対策
高波・津波
ある程度沖にいればブロックの連結部が撓むことにより波の力を受け流す為、そう簡単に破損や破壊されることはない。
船の衝突
衝突により破損ないし破壊されたブロックのみ、造船所で新たに建造して交換すれば修理が済む。
航空機の墜落
広大な敷地として作るものは、俗にいうジャンボジェット機のような大型旅客機が特攻でもするかの如く垂直に突っ込んでくるといった現実にはあり得ない条件でも沈没するような損傷を受けないように設計されている。
また、この場合もブロック交換で修理が済む。
現実は…
日本でも過去に建造が試みられたが、族議員の利権争いや、単なる頑丈な箱型の自力航行しない船という造船所にとってやりがいのない仕事故、あまり上手く行っていないようである。
防衛分野では防衛省が計画の白紙化したイージスアショアの代替案として、イージスアショアをメガフロートに載せるという案が検討されたが、結局大型のイージス艦を建造するという形に落ち着いたことで却下された。