概要
カンブリア紀中期のカナダに生息していた原始的な脊椎動物(魚)。
名前は先カンブリア時代の生物の1つ、「スプリッギナ(スプリッグさんのものの意)」に因み、「後のスプリッギナ」を意味するネーミングとなっている。なお、実際スプリッギナとは無関係な生物であると考えられている。
全長は約10cm。
海中を素早く遊泳していたと考えられていたが、砂の上に乗った状態の化石が発見され、たまに砂の上で休むことがあった可能性が浮上した。
以前はピカイアが脊椎動物の祖先とされていたが、ミロクンミンギアやメタスプリッギナの発見で同時期に既に魚がいたことが明らかとなり、ピカイアはただの脊索動物という扱いになった。