概要
シルル紀後期(4億2000万年くらい前)の無顎類。大きさ10センチくらい。
マラカスかおたまじゃくしのような体型をしており、体の前半分が骨のよろいで覆われていた。このよろいにはいくつかの孔が開いており、微弱な電流や水流などを感知するセンサーだったと考えられている(これが「孔が開いた甲羅」という名前の由来)。
また胸びれはなく、海底の砂泥底に寝そべるように暮らしていたようだ。
関連
→骨のよろいで体を支えていた無顎類(縁は遠い)。コイツから遡ること数千万年くらい前のオルドビス記に生きていた。