概要
初出は『真・女神転生Ⅱ』で、シリーズでは一貫して「大天使」に分類される悪魔(仲魔)。
現在(2021年)までのところ、初出以降ほぼ同じデザインのまま。その姿は機械・金属的な特徴を備えたもので(ただスーパーファミコンの画面ではドットの荒さから「青白い肌の天使」という程度にしか見えないので、これを知るには画集などを見る必要があったが)、デザインを担当した金子一馬氏は「メタトロンは自分の意思で現在の姿になったのではなく、神の命令を忠実に実行する機械的な作り出された存在をイメージした」というような事を語っている。
なお、デビルチルドレンでは黄金のボディを持つ巨剣を構えた天使の姿で描かれている。
GBA版『真・女神転生Ⅱ』のビジョナリーアイテム「八尺瓊勾玉」でヘブライ神族の筆頭として天津神を陥れたり、『真・女神転生Ⅲ NOCTURNE-マニアクス』で“神”の先手としてストーリーに絡む活躍をしてからは、以後の作品でLAW陣営の重鎮悪魔として扱われるようになり、神に背く者をあらゆる手段、いかなる犠牲を払おうと打ち倒す存在として描かれる(デビルサバイバー等)。
『真・女神転生ⅣFINAL』ではラストダンジョンに登場するボスとして登場したが、なんと軍勢で現れプレイヤーの度肝を抜いた。
『Ⅲ』・『D×2』・『VV』などでは固有スキルとして万能属性の攻撃魔法「シナイの神火」を習得する。
名称からおそらく、「出エジプト記」が元ネタになっていると思われる。
ペルソナシリーズでは
デザインはいずれもメガテンシリーズのデザインを流用。
「ペルソナ3フェス」から登場しており、種族:大天使に属する天使や各神話体型の大蛇を中心としたアルカナ「永劫」に属する。
氷結・火炎・電撃属性に対する反射スキルとメギドラオン・ゴッドハンドを習得する攻守に優れたペルソナとなっている。
「ペルソナ4」では高位の天使が多数属する「審判」のペルソナとしての登場。
ミカエルと彼のみが覚えるスキルとして物理属性の中でもトップクラスの威力を誇る「天軍の剣」を習得でき、ゴッドハンドがこのスキルと入れ替わり、マハタルカオートを習得しなくなった点を除けば習得スキルは3から変更がない。
「ペルソナ5」では天使系が属する「正義」のペルソナとして登場。
祝福属性が中心のスキル構成となっている。