概要
初代メダロットに登場する、サルをモデルとしたMON型メダロット。
モンキーコングではなくモンキーゴングである。間違えないように。
名前の響きは某世界的に有名なゴリラに似ているが、気のせいだろう。たぶん、きっと、おそらく……。
ロボロボ団の幹部・『ヨナキのイナゴ』の愛機として登場する。
両腕はワイヤー式のロケットパンチになっており、これを伸ばして相手を掴みかかったり殴り付けて攻撃する。
また、相手の索敵を無効化する索敵クリアを持っており、ゲーム版ではこれによると思われる不意討ちを行った。
性能
- 頭部 スモークガス
おうえん行動 索敵クリア
- 右腕 スカウトハンド
なぐる行動 ハンマー
- 左腕 スカウトアーム
なぐる行動 ハンマー
- 脚部 ニゲアシ
二脚
劇中の活躍
山奥の温泉にサルに紛れており、メダロッターからメダルを奪うイタズラをしていた。
その後は神社でのロボトル大会で、ニモウサクユウキを姿を見せずに不意討ちで倒し、優勝したアガタヒカルをやはり姿を見せずに襲撃する。
(実は会場の下でわたあめ食べている男の子がイナゴである。わかるか!)
この事について、ユウキから根を持たれていた。
漫画
『その声、あの時のメダルか』
ロボロボ団の用心棒として登場する。徳利に(書かれている文字から察するに)メチルアルコールを入れて飲んでいた。
ロボロボ団は、温泉宿で味噌汁温泉や卓球で他の客にボールをぶつけるなどのイタズラし、更には客のメダロットのメダルを奪っていた。
当然、宿の従業員も抵抗したが、用心棒であるモンキーゴングによって全滅してしまう。
宿の主人の子供に助けられ、事情を知ったロクショウは自分の体を貸し、少年の愛機であるキラビットの小林はヘッドシザースの体でロボロボ団へ討ち入りを行う。
幸い、団員のほとんどが酒に酔いつぶれており、まともに動けるのがイナゴだけであり、更には上でドタバタ騒いでいたため、偶然下の部屋にいたメタビーが怒って発砲した事でメダルの隠し場所が判明する。
ヘッドシザースの中身がかつて返り討ちにした小林だと気付き、攻撃するがヘッドシザースの性能には敵わず、右手を破壊された後に真っ二つに両断されて爆発四散した。
なお、ロクショウボディの小林とモンキーゴングの対決は静の描写を存分に使った時代劇の様な物となっている。