概要
民間人や警察向けの小口径ポケット拳銃という需要に答えてモーゼル社が開発したストライカー式拳銃。
大本はMauser M1907という拳銃で、同社の技師ヨーゼフ・ニックルが設計したものの売れず、何度も手直しして、最終的に生まれたのがこのM1914である。
洗練はされてはいないが必要な機能は一通り有り性能は申し分ないものの、軍用としては整備性問題ありだったが、第一次世界大戦勃発による急な銃器の需要に対し民間銃のかき集めが始まったことで一時期軍役についていた。その箔が売上を良くしたのか正式採用では無かったことが民間向けの印象を強くしたのか、戦後はそれなりに購入されドイツ国防軍でも使用された。
フィクションでの使用
0011ナポレオン・ソロ - 国際機関アンクルのエージェントの活躍を描くアメリカのロングセラーテレビドラマ。主人公のナポレオン・ソロが使用し、スコープ付きストック付き拡張マガジン入りロングバレル化というお子様ランチみたいなてんこ盛りカスタムを披露した。
BF1 - 第一次世界大戦を題材にしたPvPメインのFPS。Taschenpistole M1914という名で兵科:看護兵のサイドアームとして使用可能。
性能
全長 | 153mm |
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銃身長 | 86mm |
重量 | 600g |
使用弾薬 | .32ACP弾(7.65×17mmSR) |
装弾数 | 8+1 |
口径 | 32口径 |