概要
占いで有名な町ラークバーンにて魔法屋を営む老人。
温厚な性格で、賢者としても人々から慕われている。そんな彼だが、若き頃は血気盛んであり、魔道を究めようとジョーゼフ、クライドと共に活動をしており、相当な荒事もやっていたようだ。
その時に付いた異名が「クリムゾンレイン」、紅き雨。まるで血の雨を連想させるような物騒な名前が、当時の活動を物語っていたと言って良いだろう。
70歳とかなりの高齢だが、杖を突かずに直立できることからまだまだ健康な模様。クライドも吸血鬼となり若返った時は身長がかなり伸びてイケメンになっていたことから、ジョーセフもひょっとすると若い頃は身長が高かったかもしれない。
弟子にノースを持つ。
キャッシュ編では、キャッシュの手に嵌められた呪いのガントレットの気を察知して、謎を解く為に弟子のノースを同行させる。
こちらでは呪文とは直接は関係なかったためか自身の探求心はそれほど刺激されなかったようで、温厚な賢者としての一面が見られる場面である。
一方でルビィ遍では後述のアーミック編での描写から七大脅威の秘密を得ようとする野心家の一人として描かれ、ルビィ一行が一番目の脅威に挑むときにユンと鉢合わせしていがみ合う姿が描かれた。
アーミック編では、アーミックの故郷が干ばつに遭いそうなので、石版にかかれた「雨を降らせる方法」を解読してもらおうと研究を頼まれる。
しかし、気象を変動させる方法などそうそう存在するわけがない。
その正体が「何か別の原理によって動く術であり、それがたまたま雨乞いとして機能しているのではないか」と察知した彼は、その術の正体を密かに研究する。
だがそれは、かつての非道な性格を蘇らせるには十分な動機だった。
最終的には敵対することになるが、重要な注意点がある。
術によって無敵のバリアを張っているため、こちらからも術を放ってバリアを破壊するしかない。
その際、「火術」「金術」「木術」「土術」の4つの系統が必要になり、なおかつ敵をターゲットにした術でなくてはならない。
なにもダメージを与える必要はなく、効かなくてもいいので「ユンに当てる」ことができればよい。
また、ファミリアや装備の固有で使っても構わないので、手持ちのアイテムをよく確かめて準備すれば、難関と言われる術士の育成をしなくても問題は無い。
なお、知識を得るためには危険を冒したり冷酷になる面もある一方で、ノースへの師匠としての愛情や立ち振る舞いは本物で弟子からも敬愛されており、カオス・ルーラーに飲み込まれた時もノースの呼びかけで何とか自我を取り戻して生還し、決着がついた後アーミックに対して突然の非礼を詫びて和解した。
他に生還したのはクライドとレオンで、ユンと合わせると計3名。いずれも探索メンバーに絆を結んでいたキャラクターがおり、その人物が呼びかけたおかげで混沌を呼び出す媒体となりながらもなんとか飲み込まれずに済んだためと思われる。