概要
若かりし頃はクライドやユンと共に魔道を究めようと活動し、「ブルーサンダー」の異名で数々の荒事もしてきた術士。年老いた今も、本気で威嚇しようものなら、「人の背丈と同じ口径の銃口をゼロ距離で突きつけられているに等しい」ぐらいである。
現在は落ち着いた生活をしており、辺境にあるサドボスの町で魔法屋を営む。
レベッカの夫トマスは魔法の才能がないらしく、頭痛の種となっているらしい。
(実際は火術の資質が家族で一番優れているのだが)
ジュディ編では、ある日クライドが禁じられた術「禁呪」の秘密を聞き出そうと術をかけられ、鏡の世界に閉じ込められる。
しかし、もしもの時に備えて相手を強制テレポートさせる防衛術を自宅にしかける抜かりなさもあり、年老いてもなお若かりし頃の経験で培った抜け目無さが光る。
キャッシュ編、マイス編では、身に着けると外れなくなる呪いのガントレットの異様さに気づき、指摘。
キャッシュ編では自ら同行もする。
ここでも、見ただけでガントレットの異様さに気づくあたりが、魔道の経験をつんだ証拠として現れている。嘗ての戦友二人よりも歳を重ねているせいもあって、”魔術を極めようとすれば禁呪に辿り着いてしまう(ゲーム内でも最高LVの魔導板は五行系にすら禁呪が含まれている)”と看破するなどクライドやユンと異なり世界の負の部分を発見し自制してる節がある。
場数を踏んできただけあってHPや術の習得に優れるが、一方で老齢がたたってLPは最低クラスの7しかない(それでも若いのに彼よりも低いキャラもいるのだが)。
ジュディ編では仲間になるのはクライドとの最終決戦だけで全く育っていない上に装備も貧弱な状態で参加するため、バトルでは戦力として計算しない方がいいかもしれない。キャッシュ編の方では割と序盤の方で仲間になるので、そちらでは後衛から呪文を駆使して”太陽風”や”召雷”更には術合成した”超風”や”神雷”等で敵を蹴散らしてゆくことになるだろう。