初登場『【ストーリー】3章3話「混血児たち」【アニメ】【漫画】』(2022年6月4日UP)
cv.栗坂南美
概要
『混血のカレコレ』の登場人物
トッププレデターの幹部で、現在のデュアルコアプランの責任者。
イーラの姉。
フルネームは「ユーガ・ロベリア」。
ストーリー編第4章でレンゲに首を撥ねられ死亡。
人物像
感情的になりやすいイーラとは対照的に、常に冷静で落ち着き一面がある。
しかし、混血児に対しては、消息不明な混血児の安否を気にも留めないような発言をするなど、まるで道具としか思っていない冷酷さを持っているが、一応提案を聞き入れる寛容さもある。
登場初期からシディの母親と酷似していることが指摘されており、実際は…
劇中の活躍
ストーリー編3章
- 第3話『混血児たち』
『【アニメ】幼児が牢獄から脱出するとどうなるのか【漫画】』や『【神回】バトルロイヤルに参加するとどうなるのか?【アニメ】【漫画】』等で存在は言及されていたが、この回が本格的な初登場回である。
妹のイーラと共に、正規品の混血児を集めて、会議を開く。
争闘結界を狙うバルボアの事と、争闘結界の護衛に向けて動くというイーラの話を遮り、ゼクスとズィーベンがカレコレ屋との戦いに敗北したことを指摘。2人に争闘結界の護衛をすることを促す。
その後会議に割り込んできたアインスの提案を聞き入れ、ゼクス達をアハトの救出に向かわせることにし、代わりにアインス、ノイン、ツェーンの3人に争闘結界を護衛することを命じるのであった。
ストーリー編4章
- 第2話『裏切り者』
トッププレデター本部にて、ゾンビと交戦するカゲチヨ達の事を偵察し、カゲチヨが再生の歯車となる器に覚醒した事を知る。
その後、カゲチヨの回収と妹の最期を知る為に、フィーア、アハト、ノイン、ドライを護衛に付け、異宙に向かうのであった。
- 第3話「母との再会」
「陽狼は私の顔を見れば確実に動揺する、2人がリデュースを使って奇襲して」
フィーア「リデュースまでする必要が…?」
「彼を甘く見ないで 万全を期して確実に仕留めるわ」
カゲチヨの回収のため、ユーガがシディを動揺させている隙に奇襲をかけるという作戦をフィーア、アハトと共に企てる。
組織の指示を聞かないノインに関しては、使い物にならなくなることを前提にアヌビスに当てることにする。
「貴方はどうする?」
レンゲ「…私は残る」
「そう、じゃあ船は任せたわ」
レンゲ「?」
「私は降りるから」
レンゲ「っ!?貴方はただの人間でしょ?混血児たちの戦いに巻き込まれる」
「心配してくれているの?ありがとう」
レンゲ「…………」
「それとも私が降りると何か不都合でもあるのかしら?」
レンゲ「別に 好きにすればいい」
同乗していたレンゲには今後の動向を訪ねた後、自身は船から降りることを伝える。
ネタバレ注意
※以下、スクロールした先にネタバレがあります。
「大きくなったね シディ」
シディ「母さん!?本当に…母さん…なの?」
「ずっと会いたかった シディ」
自身がシディの母親だと真実を伝える。
そして計画通りシディの目の前に現れ、注意を引く。その隙にリデュースを使用したフィーアとアハトにシディを奇襲させるも、万全の能力を使えるシディの前では、傷一つつけられることなく抑えられてしまった。
シディは、組織を抜け出したはずの母親が自分を奇襲してきた事をユーガに問い詰める。
しかし、その時ヘカトンケイルという巨大な異宙人が現れ、彼らをまとめて飲み込んでしまった…
- 第4話「腹の中」
ヘカトンケイルの胃の中の環境は普通の人間には対応できないため、苦しそうに息を荒らげる。シディが心配する中、ヨーメイの結界で瘴気を守ったことにより、その容態が少しずつ回復していく。
- 第5話「俺は」
シディの力によりヘカトンケイルの腹の中から脱出、トッププレデターの船にカゲチヨらと共に乗り込む。
場所が異宙ということもあり、カゲチヨらが共に行動することを許可する。
「異宙ではなにがあるかわからない…陽狼を敵には回せない」
シディ「母さん!俺は敵じゃない!一度、ゆっくり話させてくれ」
「私は仕事があるので」
冷酷な態度を取ることでシディを落ち込ませる。
しかし、料理を振る舞えば母と打ち解けられるというヨーメイの提案により、シディはキッチンで料理をする。
そして一同の前で豪華な料理が振る舞われ、カゲチヨやアヌビス、ノインらが美味しそうに食べている中…
シディ「母さん いつか食べてほしいと思ってたんだ…」
「陽狼に脅されたら従うしかないわ」
シディ「…っ!お、俺はそういうつもりじゃ… いや…なんでもない」
「…おいしい……」
最初は躊躇があったものの、シディの料理の美味しさが声に出てしまい、気恥しさに咄嗟に口を抑えるのだった。
しかしその直後、ユーガ自身をはじめ、その場にいた多くが次々と倒れる事態が発生してしまう。
- 第6話「永遠を追う者」
意識が戻らず、船内の療養室で寝込む。
解毒ができる場所に向かうためシディにより船を離脱し、台車をつけた三輪車で運ばれる。
- 第7話「願いの果てに」
シディの運搬で目的地に辿り着き、水で解毒をされた結果、意識が回復する。
起き上がった刹那シディを抱きしめながら、シディが生きていたことの安心、過去にシディの身体を変えたことへの謝罪、そして最後に意味深長な台詞を口にする。
これでようやく親子が打ち解けたように思えたが…
「んっ…」
シディ「母さん!大丈夫!?」
「…シディ…?」
シディ「ウム 俺だ」
「シディ……よかった…生きてて…」
シディ「母さん…」
「ごめんね…私のせいで…こんな身体に……ごめんなさい」
シディ「母さん…いいんだ……この力のおかげで仲間を守れた、だから母さんにお礼を……」
「でも大丈夫、もうすぐ全部解決するの」
シディ「えっ?」
「もうすぐ…あの方が全部を…全部を赦してくれるって」
シディ「母さん…?」
???「やっと隙が生まれた」
突如、吸血鬼の刃のようなもので首を切断されてしまう。
シディ「っ!!………………」
レンゲ「はっ!はっ!はっ!!」
そこに現れたのはなんとレンゲであった。
アザミからある命令を受けたレンゲは、シディやユーガに隠れて行動を共にしていたのだった。
なおユーガ本人はここで首を飛ばされた描写があるため、死亡したことが明らかになった。
そしてこの事件が後の物語を大きく動かすことになる。
- 第9話「ヨーメイVSホルス」
ホルスに乗っ取られていた状態からヨーメイの結界術により元に戻ったシディが、ユーガの亡骸を確認する。
余談
- 『【アニメ】男女が24時間手錠に繋がれるとどうなるのか【漫画】』(2022年7月30日UP)
乙羊(バロメッツ)とよばれる異宙人を倒してほしいという依頼がカレコレ屋に来るが、その異宙人の写真にはシディのお母さんと思われる人物が写っていた。
なんとその人物はユーガと瓜二つであった。
シディは実の母会えるかもしれないという期待のもと、乙羊の討伐に向かう。
その後ボディスの助けもあり、乙羊をなんとか倒すことに成功した。
その後、トッププレデターの本部ではユーガが部下より「乙羊(バロメッツ)がシディによって倒された」という報告を受け、意味深な反応を見せていた。
- 伏線だと見受けられる描写
『【アニメ】幼児が牢獄から脱出するとどうなるのか【漫画】』では、シディが幼少期の悪夢を見るという内容が描かれた。
終盤では、シディが母親を突然殴り出すという描写が絵描かれたが、これが意味する物とは一体なんなのだろうか...??
- レンゲに殺害された理由は?
第4章第2話でレンゲはアザミからある命令を受けており、それからユーガから常に離れないようにしている様子が描写されている。第3話では、上記の台詞の通りトッププレデターの船に残ると思っていたユーガが船から降りようとしたことを牽制しようとしている。
また、第7話のレンゲの「やっと隙が生まれた」という台詞からも推測できるように、ユーガを殺害するタイミングをずっと窺っていたと思われる。
かつてユーガはキュリオシティと共にトッププレデターを裏切ったことがヨーメイの過去編で明かされており、その報復としてアザミから殺害の指示が出たのであれば辻褄が合う。
しかしながら、そのような人物がなぜデュアルコアプランの責任者としてトッププレデターの大役ポジションを担っていたのかは説明がつかず、現在(第4章9話時点)でも様々な考察がされている。
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所属組織
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