初登場:『【ストーリー】4章2話「裏切り者」【アニメ】【漫画】』(2023年11月25日UP)
概要
『混血のカレコレ』の登場人物。
トッププレデター所属の正規品の混血児。
名前は、ドイツ語で「3」を表すDREIが由来である。
後述の展開を踏まえてからも、正規品としての名前を継続して使用している。
人物像
一人称は、「俺」。(※ストーリー編4章6話のみ脚本のミスで、「僕」となっている)
元々はヒサメの為に用意されていた番号であったが、彼女がズィーベンやアヌビスとの戦いで使用したリデュースの副作用で老衰した為、彼女は対象から外され、その代用品として正規品になりえなかった混血児の中で一番成績が良かった彼が選ばれた。
その為、潜在能力としては一番下のツェーンよりも低いが、番号をずらすと混乱を招くため、この番号となった。
ストーリー編4章では、他の正規品とは異なり、カゲチヨ達と完全に敵対しているわけではなく、時に彼にアドバイスを送るなど敵からぬ行動を行ったりする謎に包まれた人物である。
また最初は誰に対しても敬語で話していたが、後述の展開を踏まえてからはタメ語かつカレコレ屋のメンバーは本名で呼んでいる。
能力
リビングアーマーは、YouTube本編でなく、コミカライズ版4巻の特装版に付属している『産まれ直しの城』に登場。(脚本は、原作者の比企能博氏が担当)
リビングアーマーの能力により、スライムの能力で生成した物の硬度を上げ、威力を高める効果を持つ。
スライムは、カレコレ屋の上にあるリサイクルショップに飾られている他、『スライムに転生するとどうなるのか【アニメ】【漫画】』に登場。
スライムの能力により、カゲチヨの血液操作のような拘束具を生成することが可能である。
また、ドライ自身は生き残るために上述のリビングアーマーの硬度とスライ厶の粘性を組み合わせることであらゆる攻撃をいなす耐久性を得ている。
またリデュースは使用できないことが作中で言及されている。
劇中における動向
ストーリー編4章
カゲチヨが歯車に必要な器に覚醒したことにより、フィーアとアハト、ノインと共に、彼がいる月に向かおうとするユーガの護衛として着いていく。
月に到着すると、組織の命令に従わないカゲチヨと対立するが、ヘカトンケイルが自分達を体内に飲み込んだことにより、カレコレ屋一同に一時的だが協力する。
ヘカトンケイルの体から脱出後、カゲチヨはレンゲがアザミの眷属である事を知り問い詰めるが、力の差は歴然であり、彼女が彼に手を出そうとした時、「アザミがそれを望んでいないかつ、彼を此処で殺したら、陽狼(シディ)に自分達が殺されてしまう」と言い、仲裁を行なった。
その時、カゲチヨに「他の吸血鬼より眷属を安全に作れる可能性があるのに、それをしないのか?」と助言を行う。
しばらく時が流れ、アナンケーの呪いを賭け、カゲチヨとの一騎打ちになる。最初こそは優勢であったが、戦いの中で「外れの遺伝子が組み込まれ、結果が伴わなければ殺処分される。これが喜劇でなければ何になる」と今まで隠してきた心境を明かしたかつカゲチヨの煽りもあり、徐々に冷静に判断できなくなり、彼に押されていく。
最終的に、カゲチヨの血液操作で首輪を破壊され、即死するかと思っていたが、彼が3章1話でオーナーに頼んでいた解毒剤を混ぜたものだったことにより、命拾いする。
カゲチヨは、嘗てヒサメが首輪のせいで無理矢理組織に命令されていた過去を従わされていた事から、彼を助けたと言う。そして、「これからの人生は、お前の人生だ。もし追手が来たらカレコレ屋に任せろ」と言い、ドライも彼に感謝しつつ、自分らしい人生を決意するのであった。(また敬語を使っている事をカゲチヨから指摘された事から、タメ語を使うようになった)
その後、アナンケーとの交渉に失敗しトッププレデターの兵隊に捕まっていたカゲチヨを助け、また合流した正規品の混血児と話し合いの結果、完全に組織と決別する。
日常回
地球帰還後の日常回では、カレコレ屋で日雇いバイトをする形で準レギュラーとして登場。(メタ的なことを言うと、同じく露崎氏がcvを担当するシディの穴埋め。)
またヒサメとの交流も描かれ、最初は本当のドライである彼女に対するコンプレックスから仲良くなれなかったが、手合わせをする中で心を開くようになった。
なお日常回にて20歳であると描かれたが、ストーリー編との時系列に矛盾がある上、原作者が脚本を担当していない回でもあるのであまり間に受けない方が良い(現にセカンドロットの混血児は判明している者であれば17~18歳、判明していないアインスなども高校を卒業した直後の発言があるため)。
関連タグ
正規品の混血児