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カレコレ

かれこれ

カレコレとは、YouTubeアニメ『混血のカレコレ』の略称・愛称。また、これを原作とした井上桃太によるコミカライズ作品。
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曖昧さ回避編集

  1. YouTubeアニメ『混血のカレコレ』の略称・愛称。
  2. 上記のコミカライズ作品。本稿で解説。

概要編集

YouTubeアニメ『混血のカレコレ』を原作としたコミカライズ作品

2022年6月15日より週刊コロコロコミック、同年8月14日よりマンガワンにて掲載中。


週刊コロコロコミックは、初回のみ水曜日更新、2話〜27話までは毎週日曜日10時更新、以降は隔週日曜日10時更新である。

コロコロでは、新刊に収録される話は発売日まで無料公開されている。


マンガワンは、初回から27話(先行配信も含めば28話)まで毎週日曜日0時更新、以降は隔週日曜日0時更新。

また1週間先行で次の話も閲覧可能。(※コロコロが休止の場合は、先行配信も延期)



原作から変更された点編集

舞台設定編集

    • YouTube版では初期段階では現実世界と同じ時間の流れ、ストーリー編3章以降では2027年設定と矛盾していたが、今作では最初から2027年が舞台の設定である。

用語編集

    • YouTubeの名称が、「ミーチュブ」。(これは、姉妹チャンネルの『ブラックチャンネル』の原作も同様)

ストーリー展開編集

原作がある程度進行しているため、全体的に描写追加された部分が多くなっている。



  • ストーリー編1章
    • ストーリー編1章1話『カレコレ屋結成秘話』は、過去編完結後に描かれている。
    • ヒサメのフラッシュバックの演出が、電気椅子の拷問を受けているシーンからヒサメ過去編のシーンに変更。(但し、ストーリー編1章3話に該当する10話では、変更前のシーンもある)
    • エイファシディをバリアを使って捕獲出来たのは、原作では攻撃パターンを読み切ってシディが動揺していたところだったが、コミカライズ版ではシディが自分の腕を掴んだタイミングで彼に不意打ちでバリアを仕込んでいる腕輪を装着させた。
    • ストーリー編1章2話の終盤でカゲチヨが、原作ではルイから借りたAVVRを見ようとするシーンを、オーナーからプレステ5をまけてもらおうとするシーンに変更。(週間コロコロコミックの対象年齢が小学生である為。)
    • 原作ではカゲチヨが捕獲されていた二人を発見した方法がバッチの位置情報だったが、コミカライズ版ではシディがバッチを通して彼に知らせた。
    • エンペラー丸のデザインが少し異なる。
    • 原作ではエイファを研究所から追い出したのはキュリオシティだったが、コミカライズ版ではレイナ・ガーベラとなっている。
    • アヌビスの戦闘スタイルが肉弾戦から、エネルギー波を多用した物に変更されている。それに伴ってシディvsアヌビス戦は原作から大幅にアレンジされており、非常に見応えのあるシーンとなっている。
    • 過去編を踏まえずに進んでいる為、アザミとレイナの初登場は27話である。
    • ペガサスのDNAにより、スズキが空中での戦闘が可能となっている。それに伴い、ヒサメvsスズキ戦は原作から大幅なアレンジが加えられている。なお演出は後に、原作のストーリー編4章に逆輸入されている。

  • カゲチヨ過去編
    • 比企氏のツイート(リンク)によると、原作では尺の都合でカットされていた場面が追加される模様。
    • カレコレ屋の夏で、過去編が3年前のエピソードという扱いとなっている事から、ストーリー編1章は結成から約1年から経ってから起こった出来事だと推測できる描写がある。(ストーリー編1章が未完結であった為、原作では2年前。)
    • カゲチヨの家は、原作では和風であったが、コミカライズでは現代風のデザインに変更されている。
    • 原作の冒頭で描写されていたシカが、ゾンビウィルスに感染しており、それを媒介に人間が次々ゾンビ化していることが判明した。
    • カゲチヨの家族が少しだけ触れられたが、原作同様に父親の言及のみなし。妹の名前は『ヒカゲ』であり、母親と妹は自宅に侵入してきたゾンビに襲われて、ゾンビ化した描写が描かれた。

ヒサメ過去編

    • 大まかな改変は無いが、トッププレデターの実験の残酷さがより強調されており、ヒサメが精神的に追い詰められている描写が増えている。


更新日編集

サブタイトルや話数表記は、いずれも単行本記載の物を準じている。


  • 単行本1巻(2022年10月28日発売)
話数サブタイトル週刊コロコロコミックマンガワン原作
#001カレコレ屋にようこそ2022年6月15日2022年8月14日【アニメ】友達のフリしてペットを誘拐したゲス男達→飼い主に見つかり…【漫画】
#002HOLD UP!2022年6月26日2022年8月21日なし
#003危険なアルバイト2022年7月3日2022年8月28日なし
#004蘇る記憶2022年7月17日2022年9月11日ストーリー編1-2話
#005改良してあげる2022年7月24日2022年9月18日
#006落日2022年7月31日2022年9月25日
#007絶体絶命!2022年8月21日2022年10月2日ストーリー編1-3話
#008対策済み2022年9月4日2022年10月16日

  • 単行本2巻(2023年3月28日発売)
話数サブタイトル週刊コロコロコミック・マンガワン原作
#009やっとお前に2022年10月23日ストーリー編1-3話
#010組織の正体2022年10月30日
#011私は...2022年11月6日【悲報】アイドルの熱愛に嫉妬するファン【漫画】』※1
#012運命の依頼2022年11月13日ストーリー編1-4話
#013分裂2022年11月27日ストーリー編1-5話
#014行かなきゃ2022年12月4日
#015氷電覚醒2022年12月18日
#016上空からの来訪者2022年12月25日ストーリー編1-6話
#017桁違い2023年1月1日
#018ホルスの力2023年1月15日
#019アヌビス2023年1月22日
#020理解2023年1月29日ストーリー編1-6話、1−7話
#021守護神2023年2月12日

※1 厳密には、原作では描かれなかったストーリー編1-3話〜4話までの5日間の物語。


  • 単行本3巻(2023年7月28日発売)
話数サブタイトル週刊コロコロコミック・マンガワン原作
#022負けられない2023年2月19日ストーリー編1-7話
#023腐血2023年3月5日ストーリー編1-8話
#024鬼×???2023年3月12日
#025希望と犠牲2023年3月19日
#026正規品vs欠陥品2023年4月2日
#027眷属2023年4月9日なし
#028野望2023年4月23日ストーリー編1-9話
#029高速移動2023年5月7日
#030男の子2023年5月21日
#031死亡条件2023年6月4日
#032カレコレ屋集結2023年6月18日ストーリー編1-10話

  • 単行本4巻(2023年12月27日発売)
話数サブタイトル週刊コロコロコミック・マンガワン原作
#033血と仇2023年7月2日ストーリー編1-10話
#034氷の鎧2023年7月16日
#035破壊と再生2023年7月30日
#036双角王2023年8月13日
#037失敗作2023年8月27日
#038降臨2023年9月10日
#039夏祭り2023年9月24日心当たりがあるはず!男性脳と女性脳の違いが生む溝が深すぎる…【アニメ】【漫画動画】』・『【特別ストーリー】カレコレ屋の夏 後編【アニメ】【漫画】』・『【特別ストーリー】カレコレ屋の夏 2021 後編【アニメ】【漫画】』※1
#040リベンジ2023年10月8日
#041なんでもない日々2023年10月22日カゲチヨ過去編

※元々、別々の3話を1つのストーリーにした物語構成となっている。

※コミカライズ4巻では特装版として、原作者の比企氏が書き下ろした完全オリジナルエピソード『産まれ直しの城』をライトノベルとして収録。


  • 単行本5巻(2024年4月26日発売)
話数サブタイトル週刊コロコロコミック・マンガワン原作
#0423人の日々2023年11月5日カゲチヨ過去編
#043崩壊の日2023年11月19日
#044クズだから2023年12月3日
#045最後の告白2023年12月31日
#046奈落へ2024年1月14日
#047『殺してやる』2024年1月28日
#048母の記憶2024年2月11日シディ過去編
#049破滅的な出会い2024年2月28日
#050カゲチヨVS.シディ2024年3月10日
#051夜明けまで2024年3月24日

※巻末に、別冊コロコロコミックに掲載された特別編も収録。


  • 単行本6巻
話数サブタイトル週刊コロコロコミック・マンガワン原作
#052不明2024年4月7日シディ過去編
#053不明2024年4月21日ヒサメ過去編
#053不明2024年5月5日
#054不明2024年5月19日
#055不明2024年6月2日
#056不明2024年6月16日
#057不明2024年6月30日
#058不明2024年7月14日ストーリー編1-1話

  • 単行本未収録
話数週刊コロコロコミック/マンガワン原作
番外ギャグ編①2023年7月10日/2022年9月4日なし
番外ギャグ編②2022年8月7日/2022年10月9日なし
番外ギャグ編③2022年8月14日/未定【漫画】非モテ男が突然モテ始め、女の子に囲まれて・・・
単行本①巻発売記念まんが2022年10月28日なし※1
番外ギャグ編④2022年11月20日なし
単行本②巻発売記念まんが2023年3月28日なし
単行本③巻発売記念まんが2023年7月28日なし
単行本④巻発売記念まんが2023年12月17日なし

※1 媒体によって、内容が異なる仕様となっている。


評判編集

あくまで一部の意見でしかないが、全体的には好評である。

原作での矛盾点や設定が上手く変更されており、見応えのあるものとなっている。

特に上記に記載している通り、戦闘シーンはYouTube版より細かく描かれており、原作者の比企能博氏からも好評である。(リンク)


ただ批判的な意見もあり、カレコレ屋の日常的な話が少なく、世界観の楽しみが半減していたり、ストーリー編一章の部分に繋がっている数々の伏線が描写されていないため、ストーリーが薄く見えると言う意見などがある。

実際に他作品のコミカライズとは異なり、コミカライズ化されていない日常回についても触れられている為、本作だけでは内容が補完できない部分も多い


また4巻の特装版に付属している『産まれ直しの城』は、YouTube版のストーリー編4章と間接的に繋がるような構成となっている



関連動画(ボイスコミック)編集


関連タグ編集

Plott Plott(ハウスネーム)

混血のカレコレ


Plott制作の書籍作品(発表順に掲載)


外部リンク編集

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