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概要

1995年に公開されたアメリカのサスペンス映画

原題は「The Usual Suspects」で、これは「容疑者としていつも名前が挙がるやつら」「札付き」などと和訳される。

「抗争のただ1人の生き残りに対して捜査官が尋問している」という形式の作品で、上映時間の多くが回想シーンに使われている。

ネタバレになるため詳細は伏せるが、「終盤にどんでん返しがある作品と言えば?」という話題ではほぼ間違いなく挙がる作品である。

巧妙に作られたストーリーは評価が高く、米国アカデミー賞で脚本賞を受賞している。

また、尋問される容疑者を演じたケヴィン・スペイシーは助演男優賞を受賞した。

あらすじ

とある船の爆発事件についての捜査が行われている。

その船は麻薬密輸船であり、マフィアの構成員たちの死体が複数確認されていた。

唯一生き残ったのは、左手足に麻痺がある詐欺師ヴァーバル・キント

捜査員たちは彼に尋問を行う。

ことの始まりは事件の6週間前、ある銃器強奪事件の面通しに集められた5人の「ユージュアル・サスペクツ(常連の容疑者)」であった。

登場キャラクター

()内は演者。

ユージュアル・サスペクツ

詐欺師。通称「しゃべくり」。

左の手足が不自由で、いつも足を引きずるように歩いている。

物語は彼の回想で進行する。

元汚職刑事。

キントによると、カタギに戻りたがっていたらしい。

面通しの以前から組んでいる強盗コンビ。

爆弾のプロ。

キントによると、自分さえよければ周りはどうでもいいタイプ。

カイザー・ソゼの一味

  • カイザー・ソゼ(演者クレジット無し)

伝説のギャング…なのだが、謎が多く、実在しているかさえ不確か。

キントいわく「ネッシーみたいなもの」。

弁護士。

人前に顔を出すことのないカイザー・ソゼの連絡役を務める。

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