概要
立派なあごひげを蓄えた大きなクジラのようなガウストで、大昔の磁霊界(ガウスト達が住んでいる異世界)に君臨していた「磁海神」。
本来は既に滅びた存在らしいが、人間界と磁霊界をまとめて征服しようと目論む巨悪デスドレッドの手で擬似的に復活。以降彼の手下として「ガウスハザード」を引き起こし、人間界を侵食していた。
※ガウスハザード:磁霊界が膨張して人間界を徐々に侵食していく異常現象。強大な力を持つガウストは多いが、磁霊界そのものに影響を与えるほどの大異変を起こせるのはラムウダスしかいないという。
最終的にデスドレッドが倒されたことで消滅したが、その間際に混沌の世界と化していた磁霊界と人間界を分離させ、世界を元通りにした。特に自我があるような場面はなかったので、デスドレッドの征服事業に付き合っていたのは「ゾンビ状態で指示がないと動けない」状態だったからなのかもしれない。
余談
1.500を越えるガウストの中で絶滅種と明言されているのはこいつだけ。
話の都合(シリアス度?)的には「既に滅びた存在」とした方が良かったのだろう。
2.本作は120種程のガウストが登場するが、その多くは容量節約のために色替えでキャラモデル(ポリゴン)や必殺技のモーションを流用されている。しかしコイツやデスドレッドはデザイン的に流用が利かないせいか、固有グラと固有モーションを与えられている。
ただし彼らは一度しか戦えない上に仲間にできず、凝ったモーションを自機側で拝めないのを嘆くプレイヤーも多かった。
※ラスボス撃破後はそのまま話が進むため、オマケ要素で再戦できるとか、時間軸が決戦前までループして否応なしに…といったよくあるシステムも無い