概要
ダイ・ハード初代と2に登場するTVレポーター。
事実を正確に伝えるより衆目の目をひく煽情的な報道を好むイエロー・ジャーナリズムをモットーとする典型的なマスゴミ野郎で、主人公であるジョン・マクレーン(やその妻のホリー)の周りに現れては、彼らを窮地に陥らせる様な余計な事をしでかしてしまうお邪魔虫。
日本語吹き替え
ダイハード1
江原正士 ※DVDソフト版
安原義人 ※テレビ朝日版
村山明 ※フジテレビ版
劇中の活躍
『ダイ・ハード』
ナカトミ・プラザで発生したハンス・グルーバー一味による籠城事件を取材するが、途中で事件に関わるスクープネタをすっぱ抜くべくホリーの家を訪れ、応対した家政婦を脅しつける形で夫妻の子供達を生中継で取材するが、その模様が生放送された結果ハンス達にホリーとジョンが夫婦である事がバレてしまい、マクレーン夫妻を窮地に立たせる事となってしまった。
事件解決後も、悪びれもせずにビルから解放された夫妻を突撃取材しようとするが、ホリーに意趣返しと言わんばかりに思いっきりぶん殴られ、その間抜けな様を生中継で放送される羽目になるというしっぺ返しを受けた。
『ダイ・ハード2』
前回の事件の後、生放送のカメラの前でぶん殴られた一件で面目を潰された事から、(自分がした事を棚に上げて)ホリーの事を訴え出たらしく、裁判所からは『互いに半径50m以内に近づく事を禁止』という接近禁止命令が下されていたが、図らずもホリーと同じ飛行機に乗り合わせた事で、テロ事件に巻き込まれた被害者(人質)の一人となってしまう。
その自己中で無神経な性格はなんら変わってなく、ファーストクラスをとった筈なのにエコノミークラスに座らされた事や、接近禁止命令が出ているホリーの近くに座らされる事に文句をいったり、キャビンアテンダントに無理難題な注文をするなど、完全な迷惑客として振る舞い、ホリーだけでなく周囲の客や乗務員からも至極ウザがられていた。
仲間の無線盗聴器を使って、着陸予定であった空港でテロ事件が発生したことを知り、機内電話からテレビのニュースで視聴者の不安を煽る様な事を嘯いた結果、何も知らなかった空港の客達をたちまちパニックに陥れさせてしまい、ホリーにスタンガンを当てられて気絶させられる形で制止される。
意識を取り戻した後は、今度は自身がパニック状態になって慌てふためき、着陸後はホリーの隣に座っていた老婦人に助けを求めるが、罵倒された上に思いっきり踏みつけられるというまたしても醜態を晒しながらの退場となった。